東海エリアを中心に結婚式場を展開するアルカンシエル（岐阜市）は4月3日、全国で6店舗目となる式場「アルカンシエル luxe marriage（リュクスマリアージュ）名古屋」（名古屋市西区牛島町4、TEL 052-561-2214）をオープンする。それに先駆けて3月11日、同社のウエディングドレスのプロデュースを手がけたタレントの南明奈さんが駆け付け、同式場でドレスを披露した。

　多くの報道陣と関係者が集まる中、南明奈さんはチュールのフリルが多くあしらわれたオフホワイトのマーメードドレス姿で登場。「ウエディングドレスをプロデュースするのは初めてのことなので、うれしい」と笑顔を見せる南さんは、同社とのコラボレーションブランド「deux a（ドゥ・ア）から発表する3着のドレスを披露した。

　ドレスについて、南さんは「普段はふんわりしたシルエットのファッションをよく着ているが、昨年20歳になったので今回のドレスはシンプルで大人っぽいシルエットを意識した」と紹介。「理想の結婚式は？」と聞かれた南さんは「なるべくたくさんの人を呼んでにぎやかな式にしてみたい。お色直しも何回もしたい」とほほ笑んだ。

　これまで郊外型で一定の敷地面積をもつ独立型の式場を展開してきた同社だが、昨年10月にオープンした横浜店に次いで、2店舗目の都心型式場となる同式場。同社の川井一秀社長は、あいさつで、「年間の予約目標は600件。現在既に400組の予約があり順調な滑り出し。今後は関東圏にもう1拠点、関西圏にも1拠点出店したい」と意欲をみせた。

　同式場は8フロア、1チャペル4バンケットで構成。延べ床面積は約1,546坪。8階に設けれたチャペルは白を基調にした内装で、バージンロードをライトアップするなど華やかな印象でまとめた。3階と5階で展開するバンケットは、パリテイスト、ニューヨークテスト、バリテイスト、ジャパンテイストの4タイプの空間を用意する。