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名駅近くにバーとフレンチレストラン新店―チャペル併設で挙式対応も

2階のフレンチレストラン「THE Opera(オペラ)」店内

2階のフレンチレストラン「THE Opera(オペラ)」店内

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 那古野交差点にある名古屋プライムセントラルタワー(名古屋市西区名駅2)に9月2日、バー「HUGS(ハグ)」(1階)とフレンチレストラン「THE Opera(オペラ)」(2階)をオープンした。経営は、レストランやウエディング業を手がける「オー・ド・ヴィー」(名古屋市西区名駅2)。

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 ハグの店舗面積は50坪。ガラス張りの店舗の中心に、鮮やかに発光するLEDを使った円形のバーカウンター(スタンディングで15席)を設け、その回りにボックス席(5人掛け)2卓、テラス席(4人掛け)4卓を配置した。「かっこいい大人たちが気軽に楽しめる、料理もおいしいバーを作りたかった」と同社の藤巻満社長。同店では2階のフレンチレストラン「オペラ」で調理されたアラカルト類を提供する。

 オペラの店舗面積は180坪。テーブル席(4人掛け)8卓とボックス席(5人~10人)2卓、法人向け個室のほか、カウンターと調理テーブルがつながっているシェフズテーブル(8席)を設けた。「シェフがすぐ目の前で調理しているので、目で楽しんで、音も香りも、楽しめる。『今日のおすすめは?』といったシェフとのコミュケーションも」(藤巻社長)。

 食材は、伊勢エビ、松坂牛、飛騨牛、名古屋コーチンなど、地元で取れるものを中心に使う。「東海三県は自然の恩恵をたっぷりうけた食材の宝庫だ」と藤巻社長。野菜は「松本自然農園」(豊田市)のもの。「当社の長久手の店で結婚式を挙げた方が農園を手がけていて、野菜を持ち込みたいと話しを持ちかけてくれたことがきっかけ。かたちは良くないけれど、本当の野菜の味がするおいしい野菜を手にすることができた」(同)と笑顔を見せる。その野菜を使用した「旬の野菜ランチ」(2,500円)は、リピーターの多い人気の高いメニューだという。

 ランチは、パスタをメーンとし、地野菜のスープ、パン、コーヒーがついたメニューを1,000円で提供するリーズナブルなものをはじめ、1,800円、ランチコースの3,200円のものを用意。オープン初日のランチタイムは「おかげさまで満席。いいスタートをきれた」(同)。ディナーでは、「秋鮭の瞬間燻製」(1,500円)、「サイフォンで抽出した松茸コンソメスープ」(1,500円)、「名古屋コーチンのロースト」(2,800円)などを提供する。カップルや友人同士で料理をシェアすることを想定し、アラカルトを充実させたという。

 「おしいものをよりおいしく召し上がっていただくため、演出や言葉を添え、何か驚きや感激を与えられるサプライズなメニューを展開している」とし、香りを抽出するためにサイフォンを使ったメニューや、スモークの煙を演出にも使った料理など、演出にも工夫を凝らす。

 「このレストランで結婚式をしたいという声をよくもらう」と同社長。「しっかりと感動的なセレモニーになるように」オペラにはチャペルも併設した。「レストランウエディングでもチャペルがないところが多いが、この店ではちゃんと式も挙げられる」(同)。向こう1年は既に予約で埋まっている。

 営業時間は、ハグ=17時30分~24時、オペラ=ランチタイム11時30分~14時30分、ディナータイム17時30分~22時。火曜・土曜・日曜定休。オペラでは現在、オープンを記念した特別コースを8,800円(通常価格15,000円)で提供している。10月30日まで。

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