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ナゴヤ堀川歴史観光クルーズ-開削から400年、名古屋の歴史を再発見

金のシャチホコをあしらったクルーズ船に乗り堀川を水上散策

金のシャチホコをあしらったクルーズ船に乗り堀川を水上散策

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 名古屋の都心部を南北に流れる堀川で現在、「ナゴヤ堀川歴史観光クルーズ」が行われている。2010年秋・武将都市ナゴヤキャンペーンの一環で、主催は堀川武将クルーズ実行委員会。

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 1610年、徳川家康が名古屋城築城と同時に武将・福島正則によって開削された堀川。以来、物資輸送など名古屋の街や生活に密着した川として歴史を刻んで来た。川沿いには、北から名古屋城、昔ながらの街並みが残る円頓寺・四間道、白鳥古墳、三種の神器・草薙剣(くさなぎのつるぎ)を神体とし、戦国武将にも崇拝されていた熱田神宮など歴史資源が多いことで知られる。

 今年、開削400年を迎えた堀川。クルーズは、名古屋開府400年、COP10開催、名古屋城本丸御殿「玄関の復元過程」の特別公開を機に堀川沿いの歴史的魅力を発信することを目的に企画された。

 クルーズ船は、朝日橋→納屋橋→白鳥→宮の渡し→名古屋港のルートを毎日定期運行する。船内では、「名古屋おもてなし武将隊」の豊臣秀吉さんと徳川家康さん(英語)が担当した堀川を紹介するアナウンスを聞きながら水上散策できる。船は15人乗りのいす席の船と25人乗りの座敷席の船を用意する。コースは全長約16キロ。

 9日・23日は「名古屋おもてなし武将隊」が乗船場に参上し、記念写真を撮ったり、見送りをするなどでイベントを盛り上げる。

 「堀川沿いは神話時代から現代まで歴史が凝縮されている。歴史的逸話も数多く、船を利用しながら街を散策し、歴史観光を楽しんでほしい」と実行委員会の吉田さん。「観光客の方をはじめ、市内の方にも名古屋の歴史をもう一度知ることができるいい機会なので、ぜひ利用していただきたい」と呼びかける。

 料金は、乗船=500円(2区間まで)、一日乗船券=1,000円。10月11日は運休予定。今月24日まで。

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