名駅エリアでも百貨店や路上で、東日本大震災の義援金箱の設置や活動が広がっているほか、イベントの中止が続々と決まっている。
ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)は3月14日から、1階正面入り口総合案内所横に募金箱を設置した。集まった募金は日本赤十字社を通して被災地へ寄付する。設置期間は未定。今月25日のプロ野球開幕に向け予定していた中日ドラゴンズの応援イベント(23日)は中止が決定している。「当店でできることとしてイベントの自粛、見直し」とジェイアール名古屋タカシマヤ広報担当者。同じく予定していたセールは名称を「7days Special Sale」に変更し、実施する。今月29日まで。
名鉄百貨店本店(中村区名駅1)では3月12日から、全店(本店、メンズ館、ヤング館)内の全9カ所に募金箱を設置。集まった募金は中日新聞社会事業団を通して被害地へ寄付する。設置期間は未定。開幕前日の24日に予定していた「2011名鉄グループドラゴンズ後援会結団式」は中止する(名鉄百貨店本店)。また、自主節電として通常日没30分前から最大24時まで点灯している同店のネオンサイン、LED看板などを当面の間、21時までにしている。
そのほか、愛知県内の学生や社会人を中心に活動する赤十字のボランティア団体「愛知県青年赤十字奉仕団」が名駅エリアの路上で募金の呼びかけをするなど、募金活動の輪が広がっている。「愛知県青年赤十字奉仕団」の実施日は18日・22日・24日の14時~17時、27日の13時~16時。