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「JPタワー名古屋」、名駅1丁目1番1号に11月11日竣工へ

11月11日に竣工するJPタワー名古屋の外観

11月11日に竣工するJPタワー名古屋の外観

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 JPタワー名古屋(名古屋市中村区名駅1)が11月11日、竣工する。これに先駆け10日、報道向けの記者発表会と内覧会が行われた。

真横に臨む建設中のJRゲートタワー

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 高さ195.74メートル、延べ床面積約18万平方メートルで、地下3階、地上40階建て。オフィス棟とバスターミナルを備える駐車場棟から成る。1階=名古屋中央郵便局、ゆうちょ銀行名古屋中央店、地下1階~地上3階=「KITTE名古屋」(2016年6月17日開業予定)、3階=同ビルホール&カンファレンス、5階~39階=オフィスフロア。

 同ビルの住所は中村区名駅「1丁目1番1号」で、竣工が「11月11日」、ビルのキャッチフレーズを「Nagoya the first」に据え、JR名古屋駅から雨にぬれずに「徒歩1分」など「1」にこだわる。

 名古屋で「最大規模」のオフィスビルとし、ワンフロア約700坪。最少貸し付け区画は約39坪で、最大16分割まで可能。3方向が窓になっており、すぐ近くにはJRゲートタワー(建設中)、JRセントラルタワーズ、ミッドランドスクエア、名古屋ルーセントタワーなど高層ビル群のほか、名古屋城、名古屋テレビ塔をはじめとした名古屋の街を一望できる。13階はテナントサポートを目的としたフロアとし、ラウンジ、カフェ、食堂、コンビニなどを配置。スパイスの名前を付けた18の会議室も備える。12月からオフィステナントの入居を開始し、2017年4月に全面開業予定。

 2階にはJR名古屋駅からJRゲートタワー(2017年4月開業予定)を通って同ビルオフィスエントランスにつながる歩行者用通路「貫通通路」(12月1日から全面通行可能)を配置。駐車場へも「貫通通路」からダイレクトに往来できる。隣接するアトリウムは、待ち合わせや休憩、イベントスペース、帰宅困難者の一時待機場所などの活用を目的にしたスペースで、「金の鯱(シャチ)」をイメージさせ、座ることができる作家・祐成政徳さんの作品「GOLD FISH」がそびえ立つ。かつて2階建てだったバスターミナルは、JRゲートタワーと一体的にして1階に集約し、2017年春に全面開業に合わせオープン予定。

 同ビル内の地下1階~地上3階に設置される商業施設「KITTE名古屋」は、延べ床面積約3700平方メートルに、約40店舗のショップとレストランで構成。レストランは和・洋・エスニックなどのほか、名古屋初進出や新業態で出店する店舗を予定。地下1階には横丁スタイルの飲食街「BIMI yokocho(びみよこちょう)」を置き、オープンスタイルの約10店舗が軒を連ねることになる。具体的な店舗のラインアップは2016年4月ごろに発表予定。

 11月11日18時~は、同ビルのブラインド開閉による絵文字の演出が行われる。

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