名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)で1月17日、同店のシンボル「ナナちゃん人形」をモチーフにした「金銀ナナちゃん恵方巻」の予約販売が始まった。
販売するのは地下1階に出店する「東鮓(あずまずし)本店」。金色の背景に銀色のナナちゃんのシルエットが浮かび上がるのりで、「七福神」にあやかり、アナゴ、シイタケ、タマゴなど7種類の具材を巻いた。初登場の商品で、金銀ナナちゃんの「のり」は、通常ののりの上に金箔(きんぱく)と銀箔を貼っているという。直径約5センチ、長さ約17センチで、価格は1本7,777円。20本限定販売。予約は31日まで、販売は2月3日。
同店広報担当者は「価格も一般的な恵方巻きよりも相当高いが、金箔も銀箔も使った豪華な恵方巻き。七福神にあやかった7種類の具材を巻き、豪華な上に縁起も担いでいるので、晴れやかな1年になるよう、召し上がっていただきたい。今年が勝負の1年という方にもお薦め」と話す。
そのほかの店舗でも恵方巻き商品を販売。ネギトロ、赤身、中トロ、大間産本マグロのしぐれ煮などを巻いた「贅沢(ぜいたく)すぎる鮪(まぐろ)づくし福巻」(鮮魚丸忠、1,111円、200本限定)、「京都産九条葱(ネギ)と黒毛和牛すき焼 恵方巻」(柿安(精肉)、1,420円、120本限定)や「平牧三元豚チャーシュー巻」(平田牧場、601円、200本限定)など具材に肉を使う恵方巻き、豆腐店が販売する生ゆばを巻いたもの、エビやアボカド、クリームチーズなどを巻いた洋風の商品など変わり種商品もそろえる。
イチゴのロールケーキをのりに見立てたココア風味のクレープで包んだ「恵方ロール」(パステル、519円、1日20本限定)や、恵方巻きにのった「かわいらしい」赤鬼を和菓子で表現した「恵方巻にのった赤鬼」(小ざくらや一清、540円、1日20個限定)などスイーツ商品も。
予約受付期間は今月31日まで、販売期間は店舗により異なる。