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名古屋で「やっとかめ文化祭」開催 オープニングには「金のしゃちほこ踊り」披露

オープニングイベントで披露した一般公募で集まった人による「金のしゃちほこ踊り」

オープニングイベントで披露した一般公募で集まった人による「金のしゃちほこ踊り」

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 名古屋文化の魅力を一同に集めた都市文化の祭典「やっとかめ文化祭」が10月27日、開幕した。

お手本として披露した名妓連組合の芸妓の「金のしゃちほこ」

 2013年に始まり今年で6年目を迎える同祭。90を超えるプログラムが繰り広げられる内容は主に、街なかの特設ステージで行う辻狂言やストリート歌舞伎、料亭で芸妓(げいぎ)によるお座敷ライブ、今年初開催の東海エリアの3人のラジオDJが落語に挑戦する企画などさまざまな催しをを行う「芸どころまちなか披露」(無料、一部有料)、演芸場や劇場でを舞台に演劇、狂言、能、雅楽などを行う「芸どころ名古屋舞台」(有料)、香道、仏像、街の歴史、有松絞(しぼ)りなど歴史、文化、芸能、工芸などをテーマにした「まちなか寺子屋」(有料)、全40コースを用意したガイドの話を聞きながら楽しめる「まち歩きなごや」(有料)。

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 会期中は、各会場で同祭にまつわる絵柄の判子を集められる「旅する判子コレクション」や、名古屋の和菓子23店が参加する「名古屋かわいい和菓子めぐり」では、冊子で和菓子そのものの姿のほか、ネーミング、色使い、包装紙などいろいろな「かわいい」を紹介する。

 当日開催したオープニングイベントは朝方まで降った雨の影響で会場を名古屋城イベントステージから愛知学院大学名城公園キャンパスの特設会場に変更したが、たくさんの人が集まった。会場に駆け付けた広沢一郎名古屋市副市長は「名古屋の各地で芸能、まち歩きなどたくさんのプログラムが始まる。芸どころ・名古屋として総力をあげて芸術の秋を盛り上げたい」と意気込みを見せた。

 オープニングイを華々しく飾った、一般公募で集まった人が練習を重ね「金のしゃちほこ踊り」を披露する企画「しゃちほこチャレンジ」は今年で4回目。「金のしゃちほこ踊り」とは踊りとその最後に着物姿で顔と両腕を使い逆立ちをして「金のしゃちほこ」を表現する名古屋の名物芸で、名妓(めいぎ)連組合で習得が必須とされている。「金のしゃちほこ」ポーズになると会場からは大きな拍手が鳴り盛り上がりを見せた。今年の「しゃちほこチャレンジ」参加者の中で数人、姿が見られた外国人女性の一人は「日本文化を体験したいというきっかけでこの企画に参加。やってみて楽しかった」。初めての男性参加者は「踊りに縁があってチャレンジしてみた。コツを教えてもらったらできるようになった」と話した。

 その後は、講談師・旭堂鱗林さんによる講談、コミカルな要素も織り込んだ遊女と畳屋の男による心中未遂事件がベースの物語「ストリート歌舞伎 大当名古屋心中」などを披露し、会場を沸かせた。

 11月18日まで。

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