「桶狭間の戦い」の再現イベントが6月9日、清洲城(清須市)をスタート地点に朝4時から開催される。主催は名古屋観光コンベンションビューロー(名古屋市中区栄2)。
1560年6月12日(永禄3年5月19日)、4万5000人ともいわれる今川義元軍を、わずか2000人の織田信長軍が打ち破ったとされる「桶狭間の戦い」(人数は諸説あり)。同イベントでは再現劇「出陣」「戦勝祈願」「決戦」をそれぞれの場所で披露するもの。再現劇は、日本舞踊・西川流四世家元の西川千雅さんが総合演出し、語りは亀崎屋・間瀬礼章さんが担当。演技には「名古屋おもてなし武将隊」メンバーらが参加する。
清洲城で朝4時から始まる再現劇「出陣」。清洲城「天主閣」前の日本庭園を舞台にした再現劇の後、信長が馬に乗り「出陣」する。夜明けを迎える頃に城を背景にした大手橋上でフォトセッションも行う。清洲城は3時30分から開場、入場は4時まで。
その後、8時からは熱田神宮(熱田区)に舞台を移し、神楽殿の前で再現劇「戦勝祈願」を披露。「信長塀」でのフォトセッションのほか、かぶとや武器で演出して「織田軍」と一緒に撮影を楽しめる撮影会も行う。撮影会で撮影した写真を自身のインスタグラムにその場で掲載すると先着順で粗品が進呈される。
12時からは、桶狭間古戦場公園(緑区)から長福寺の駐車場にかけて織田軍が行軍する。13時から再現劇「決戦」を上演する。
同日開催される「桶狭間古戦場まつり」のステージイベントで、「名古屋おもてなし武将隊」の徳川家康ほかが登壇する「桶狭間の戦いトーク」(15時10分~)なども開かれる。
参加無料。