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名古屋市内の自販機で「貸し傘」無料サービス ダイドードリンコが鉄道の忘れ物の傘利用

「レンタルアンブレラ」のラックが設置されているダイドードリンコの自動販売機

「レンタルアンブレラ」のラックが設置されているダイドードリンコの自動販売機

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 6月7日に梅雨入りした東海エリア。名古屋市内で現在、名古屋鉄道を初めとした鉄道会社から提供された忘れ物の傘を活用し、自動販売機で傘を無料で貸す仕組み「レンタルアンブレラ」が展開されている。

傘の持ち手には「レンタル傘」の文字

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 同サービスを運営するのはダイドードリンコで、2015年10月に大阪市内限定で始めた。同社の自動販売機の側面に「レンタルアンブレラ」「貸し傘」と記した専用ラックに貸し傘を設置する。自由に借りることができ、使用後は元の場所に戻す必要がある。

 関西エリア向けの「貸し傘」は近畿日本鉄道、関東エリア向けは西武鉄道株式会社など、各地の鉄道会社から提供された忘れ物の傘を中心に活用する。現在は北海道、甲信越、九州などにも展開し、今年から三重県、広島県でも始まった。

 愛知県での展開は名古屋市のみ。現在、東海エリア(名古屋市内、三重県)は約50台の自販機で展開。

 同社広報担当者によると、SNSで「ありがとうダイドーさん」「必ず返すよ」「俺は返した」などの投稿が見られる。「お礼の手紙が添えられていたこともある」という。

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