鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」の体験型複合施設「VERMICULAR VILLAGE(バーミキュラ ビレッジ)」が12月上旬、中川運河沿いにオープンする。
飲食業態の「ダインエリア」と物販・教育業態の「スタジオエリア」の所在地
同商品を製造・販売する愛知ドビー(名古屋市中川区)は、1936(昭和11)年創業の老舗メーカー。同施設は「最高のバーミキュラ体験」をテーマに掲げ、「バーミキュラの料理のおいしさ」「バーミキュラブランドの世界観」「メード・イン・ジャパンのものづくり」をさまざまな形で体験できる施設を目指す。
南側に位置するレストラン、ベーカリーカフェなどで「バーミキュラの食」を提供する飲食業態の「ダインエリア」(舟戸町4、敷地面積=約2,300平方メートル)と、北側に位置するショップや料理教室など物販・教育業態の「スタジオエリア」(舟戸町2、同=約2,037平方メートル)で構成される。
「ダインエリア」のレストランではバーミキュラのままサーブされる料理などを提供。ベーカリーカフェではバーミキュラの鍋で焼き上げたパン、サンドイッチ、シチューなどを販売。テークアウトにも対応し、同施設内のテラス席で食べることもできる。ともに中川運河を望むロケーションだと言う。
「スタジオエリア」はバーミキュラ全ラインアップや同施設限定品などを販売するほか、実際に使って試せる体験型のショップ、バーミキュラ コンシェルジュ・専属シェフが行う料理教室、食に関する本2000~3000冊を置くライブラリー、ものづくりの様子を間近で見られるラボなどを備える。
出店場所は名古屋市が策定する「中川運河にぎわいゾーン にぎわい創生プロジェクト」の対象エリア。中川運河に活気を戻そうという中川運河再生計画に賛同する。