蒸しカキ料理とモツ鍋などを提供する「かきとモツのがんがん亭」が10月25日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)屋上に期間限定オープンした。今年で5周年を迎えた。
主力メニューの一つ、「かきのがんがん焼き」は広島産の殻付きカキを缶に入れてガスコンロで加熱し蒸し焼きにする漁師料理。客席で調理し10分程度で蒸し上がる。注文客が軍手とポリ手袋を着け、自ら殻を開けて蒸したてを食べることができる。価格は、500グラム(約6~7個)=1,100円、1キロ(約12~14個)=1,980円、2キロ(約24個~28個)=3,800円。もう一つの主力メニューの「台湾風旨辛モツのがん辛鍋」は、ベースの味(みそまたはしょうゆ)と辛さ(3段階)を選ぶことができる。価格は1人前=1,580円。
「かきフライ」(700円)、「かきのガーリックオイル煮」「かきのチーズ焼き」(以上、各880円)などのアラカルトメニュー、「かきうどん」(430円)、「鉄板かき飯」(600円)などの締めメニューも用意する。
今年は、「発酵」をテーマにした新メニューが多数登場。今年のトレンド鍋「発酵鍋」に着目し、オリジナルの発酵鍋のほか、発酵食品を使った発酵料理を用意した。「発酵めんたいチーズモツ鍋」(1人前=1,650円)は、もろみみそ・しょうゆ・リンゴ酢・みりん・ワインの5種の材料を使った発酵もろみソースに麹(こうじ)みそを合わせたベースに、野菜、モツのほか、チーズ、めんたいこといった発酵食品三昧の鍋料理。そのほか、「カキの甘酒ミルクグラタン」(780円)、「あさりの甘酒塩麹蒸し」(550円)、「発酵 塩麹唐揚げ」(680円)、「チーズ焼きキムチチヂミ」(530円)、「スティック野菜の甘酒みそディップ」(400円)など。鍋料理の注文は全て2人前から受ける。
ドリンクも、「発酵」を意識し、麹の甘酒やカルピスを使ったカクテルなどを用意する。そのほか、生ビール、焼酎、日本酒、サワー、ワイン、ソフトドリンクも用意。
土曜・日曜・祝日限定でランチメニューを用意。「かきのがんがん焼き」「鉄板かき飯」「かきのしぐれ煮」などのセット「かきのがんがん焼きランチセット」(1,980円)、かきフライ、「ジャコ乗せ豆腐サラダ」などの「かきフライ膳」(1,250円)、「モツの辛みそ煮込み」やかきフライ(2個)のセット「モツの辛みそ煮込み定食」(1,150円)を販売する。11時~16時。ランチタイムも「かきがんがん焼き」やアルコールなど全てのメニューを利用できる。
5周年を記念し10月25日~11月4日は、「かきのがんがん焼き」(1缶)を半額で提供する。注文制限無し。
席数は約150席。営業時間は17時~22時(土曜・日曜・祝日は11時~)。営業は2020年3月31日まで。