「名古屋おもてなし武将隊」が結成10周年を記念した「名古屋おもてなし武将隊 10周年祭」が11月30日、名古屋城(名古屋市中区本丸1)内の二之丸広場で開かれる。
2009(平成21)年11月、武将に焦点を当て、名古屋の観光PR活動を行うことを目的に誕生した同隊。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次など名古屋と縁のある6武将や4人の陣笠隊で構成される。
演武の総合演出を務める毛利亘宏さん作の新作演武「十年の詩」を10人全員で初披露。同隊事務局担当者によると「10年間の集大成と言える渾身(こんしん)のパフォーマンス」だという。披露は14時45分~。演武後の15時30分~はメンバーとのハイタッチ会も行う。
陣笠隊4人のうち、「一番イケているのは誰か」を競う「イケ陣笠選手権」(11時30分~、出演=陣笠隊4人、前田利家)、普段SNSを使って即興で作った歌を紹介している陣笠隊の踊舞さんが会場で歌作りをする「太助&踊舞の10周年の歌を作ってみよう」(12時30分~、同=太助、踊舞)、陣笠隊の凛太郎さんが生誕日に信長さんから「好きな場所で好きなことを配信してよい」とプレゼントとしてもらった仮想ライブ空間「SHOWROOM」を使った生配信「凛太郎の部屋」(13時~、同=凛太郎さん、踊舞)、陣笠隊のなつさんが講談「10周年物語」を披露する「なつの『10周年物語』~なつが体験した武将隊事件簿~」(13時30分~、同=なつさん)といったプログラムも実施する予定。
参加無料(名古屋城への入場料が別途必要)。開催時間は11時30分~16時。当日は通常開催の城内での「おもてなし」も実施。参加武将は、10時~11時=利家、清正、慶次、11時~12時=信長、秀吉、家康(予定)。