名古屋駅前のロータリーにあるモニュメント「飛翔(ひしょう)」が6月5日から、ブルーライトアップされている。
主催は名古屋駅地区街づくり協議会(事務局=名古屋市中村区名駅4)。新型コロナウイルス感染症の治療に尽力している医療従事者に向け、感謝と敬意を表現するため全国各地で行われているブルーライトアップを実施した。点灯に関わる費用は同協議会が国家戦略特区道路占用事業で得た収益の一部を充てているという。
1989(平成元)年に設置された同モニュメント。協議会事務局長の岸田晃彦さんは「名古屋駅前のシンボルである飛翔への感謝と医療従事者をはじめとした関係者へ感謝の気持ちを込めるとともに、名古屋駅を訪れる皆さまの心が少しでも青く晴れることを祈念しライトアップした」と話す。
名古屋駅地区の最近の様子について、岸田さんは「少しずつ人が増えてきているが、飲食などはまだ利用が少ないような気がする。オフィスワーカーが仕事帰りに飲食などで楽しむ姿はまだまばらで、慎重に行動しているのでは。学校が始まったので夕方に学生の姿をよく見掛けるようになった」と言う。
点灯時間は19時30分~23時。今月30日までの予定。