名古屋駅構内のショップで販売される名古屋のスイーツ「ぴよりん」の販売が5月14日、再開された。
新型コロナウイルスの影響で同スイーツを販売する「カフェ ジャンシアーヌ」(TEL 052-533-6001)と「ぴよりんshop」(TEL 052-589-0750)が4月12日から営業休業していたため、販売を休止していた。
ぴよりんは、名古屋コーチンの卵を使ったプリンをババロアでくるみ、粉末状のスポンジをまとわせたボディーにチョコレートで作る羽やとさか、くちばし、目を付けたスイーツ。価格は380円(テークアウトの場合)。
同店を運営するジェイアール東海フードサービス(名古屋市中村区名駅南1)の越智謙吾さんは「お客さまの感染拡大防止を念頭に置き、全国の非常事態宣言が解除されるタイミングで少しでも早くぴよりんをお客さまにお届けできるよう準備を進めてきた」と言う。
飛沫(ひまつ)防止のため販売箇所に透明ビニールカーテンの設置、従業員のマスク着用、手洗い・アルコール消毒の徹底、キャッシュトレーでの金銭の受け渡し、利用客には列を作る際には1.5メートル以上離れて並ぶよう協力を呼び掛けるなど対策を行い営業する。
販売はテークアウトのみに限定し、営業時間も短縮。営業時間は2店とも平日10時~19時(土曜・日曜・祝日は休業)。
同日から、西尾産抹茶を使った全身緑色の「抹茶ぴよりん」を発売。プリン、ババロア、粉末状のスポンジ、羽ととさかに見立てたチョコレートに抹茶を使う。価格は500円(テークアウト)で、1日50羽(ぴよ)限定。今月31日までの期間限定。
越智さんは「ぴよりんを楽しみにされているお客さまに非常に心苦しい販売休止期間だった。このような時だからこそお客さまが笑顔になるお手伝いをぴよりんができれば」と話す。