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名古屋タカシマヤ食料品売り場リニューアル チョコや焼き菓子の新規4ブランドも

鎌倉発の「アロマ生チョコ」ブランド「メゾン カカオ」店頭で、カカオディレクター石原紳伍さん

鎌倉発の「アロマ生チョコ」ブランド「メゾン カカオ」店頭で、カカオディレクター石原紳伍さん

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 約1年、リニューアルを進めてきたジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)食料品売り場が3月3日、グランドオープンした。

「大人かわいい」パッケージデザインも人気のタルト菓子専門店「タルティン」

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 徐々にリニューアルを進め、段階的に新店舗をオープンしてきた同売り場。同日、4店の新規オープンを経てリニューアルが完成した。和・洋菓子を中心に、日本初出店4店舗、東海地区初出店9店舗を含む19店舗を導入。売り場の通路幅は最大1メートル拡大した。

 地下1階に東海地区初出店の洋菓子店3店舗がオープン。フレンチの巨匠・アラン・デュカスさんが手掛けるショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、同店で人気のチョコレートの祭典「アムール デュ ショコラ」でも人気のブランド。ショコラの全製造工程をパリと東京の工房で行う。当日、店頭に立ったエグゼクティブ・シェフのジュリアン・キンツラーさんは「名古屋に出店できてうれしく思う」。名古屋タカシマヤ限定商品の「フォンダン・トゥ・ショコ」(3,348円、各日50本限定)について「ベリーのような酸味が特徴のマダガスカル産のカカオを使う。非常に食べやすい味」と話す。

 鎌倉発の「アロマ生チョコ」ブランド「メゾン カカオ」は、水分量が高く口溶けがいいという生チョコの専門店。当日、店頭に立ったカカオディレクター石原紳伍さんは「アムール デュ ショコラで育ててもらったブランド。期待に応えられるような商品を提供。名古屋でもようやく一年通じてお届けできる」と話す。金沢金ぱくをアロマ生チョコの表面にあしらった金色に輝く「アロマ生チョコレート AMOUR」(16粒入り=6,480円)は名古屋タカシマヤ限定。ほか、カカオバターが主役の生チョコキャラメルを使うサンドクッキー「カカオバターランド」(2,160円)は、同店で先行販売する。

 「大人かわいい」パッケージデザインが人気だという、タルト菓子専門店「タルティン」は、主力商品でイチゴクリームとイチゴソースの2層仕立てのタルト「タルティン(ストロベリー)」(6個入り=1,080円)などを販売する。

 1階北ブロックには、地元企業で「クッピーラムネ」を製造する「カクダイ製菓」(西区名西1)の新ブランド「ザ・ラムネラバーズ」がオープン。「大人のラムネ」で、ほどけるような口溶けの「生ラムネ」や、ポリポリとした食感が「クセになる」という「ラムネドルチェ」を販売する。

 地下1階の全国と東海の銘菓を集めるコーナー「銘菓百選」は、従来に比べ約3倍の広さにリニューアルした。新規40ブランドを導入し、約300ブランド、約800種類が並ぶ。タカシマヤのシンボルフラワーのバラを表現した上生菓子や、リニューアルを記念して東海地区の老舗和菓子店が日替わりで登場する企画などを展開。店内の一角で、名古屋商工会議所が手掛ける新ブランド「なごや菓八菓(かやか)」がお披露目された。

 営業時間は10時~20時。

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