名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)の本館屋上で7月16日、「屋上ビアガーデン」の営業が始まった。
2008(平成20)年から毎年開催していた屋上ビアガーデンだが、2020年はコロナ禍の影響で中止。今年も4月23日からの予定で進めていたが、約3カ月遅れでオープンした。
来場者への検温、飛まつ防止用ビニールシートの設置、会場内の設備などの消毒、5人以上はテーブルを分けて案内、移動時・会話時のマスク着用や大声での会話を控えるなど感染防止対策への協力を求め、定期的に場内アナウンスするなど、感染対策を講じて営業する。客席は通常の約3割に減らした。緊急事態宣言およびまん延防止等重点処置が発令された場合は直ちに営業を中止するという。
今年も毎年恒例の、飲み放題、食べ放題、時間無制限で営業する。料理メニューは、唐揚げ・春巻き・串かつなどの揚げもの、枝豆・キムチなどのつまみ、パスタ・カレーなどの食事系の「定番メニュー」と、モツのみそ煮込み・点心・タンドリーチキンなどの「出来たてメニュー」、タコス(=中南米)、トムヤムクン(=アジア)、コテージパイ(=ヨーロッパ)の各地域の代表的な料理を提供する「世界のメニュー」を用意。温暖期にはそうめん、寒冷期にはおでんなど季節メニューも提供する。
新企画としてチョコレートファウンテンや自分でパフェが作れるコーナー「パフェマルシェ」を設置。フルーツやパウンドケーキ、シュークリーム、ヨーグルトなどの具材と、数種類のソースを用意する。
同店広報担当者は「安心・安全に楽しんでいただけるよう、私共もできる限りの感染対策をし、今後も引き続き必要な見直しを行っていく。急きょ開催が決定したこともあり、告知も大々的に行っていない状況だが、予約も入り始めているので、これからなのではないかなという印象」と話す。
営業時間は16時~21時。料金は大人=4,300円(9月1日からは3,900円)、5歳~12歳=1,500円。10月10日まで。