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名古屋のビル屋上をポケットパークに 「青空ルネサンス」3回目開催へ

「青空ルネサンス」2回目の様子(「青空ルネサンス」記録動画より)

「青空ルネサンス」2回目の様子(「青空ルネサンス」記録動画より)

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 納屋橋エリアのビルの屋上で7月3日・4日、名古屋のビルの屋上を利活用するプロジェクト「青空ルネサンス」が開かれる。今回で3回目。

ランプに灯りを灯す「青空ルネサンス」2回目の夕方の様子

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 空間設計を手掛ける「ライムデザイン」とアパレルブランド 「Re:stock CHIHIRO」の共催。名古屋出身のライムデザインの篠元さん。地元を離れて活動し、シカゴ、ベルリン、東京の街を見てきた後、名古屋に戻り、「名古屋の街をより魅力的にしたい」という思いで同プロジェクトを立ち上げた。

 昨年8月に1回目を、今年3月末から4月に掛けて2回目を、それぞれ開催。ビル所有者の理解を得て借りた屋上に人工芝を敷いてテーブルや椅子、ハンモックなどを置き、飲食も可能なポケットパークとして開放した。

 篠元さんは「1回目は友人を中心に、2回目は、より多くの人に参加してもらった。普段行けない場所での開放的な場所で飲食できるということで、『また来たい』という声も」と話す。「協力してもらえる屋上を増やし、同時多発的に屋上開放ができることが理想」とも。

 3回目の開催は、「着ていく機会が減ってしまった」という思いから「屋上×浴衣」をテーマに据える。 

 イベントでは、フォトグラファーによるワンコイン撮影会を開催。篠元さんは「自撮りではできない、自然な夏の光と笑顔を捉えてくれるはず」と話す。料金は500円。4日には、浴衣での来場者を対象にヘアメイクアーティストによるヘアアレンジを無料で受けられるサービスも提供する。浴衣でない人も1,000円で利用できる。

 屋上には、ドリンクトークブースとロングカウンターを設置予定。ドラゴンズファンでコラムニストの澤村桃さんによる「青空に映えるドラゴンズへの愛」をイメージしたドリンクを提供し、ドリンク片手にトークを楽しめるようにする。屋上に向かう階段室をギャラリーとし、写真展「ヒトシイシカワによる写真展」も展開する。

 開催時間は12時~19時。会場の定員は常時30人。参加には同プロジェクトのインスタグラムアカウントをフォローの上、参加の旨を伝える必要がある。安全面への考慮に応じ、会場では名前などを記帳する必要がある。雨天延期。

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