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あんかけスパゲティ店「あんかけ太郎」が名駅初出店 セルフ注文・会計を導入

一番人気の「ミラカン」に人気のトッピング「目玉焼き」をのせた一皿を手に「あんかけ太郎」オーナーの平岩裕章さん

一番人気の「ミラカン」に人気のトッピング「目玉焼き」をのせた一皿を手に「あんかけ太郎」オーナーの平岩裕章さん

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 あんかけスパゲティ店「あんかけ太郎」が8月8日、名駅地下街「サンロード」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-526-6766)にオープンした。

ソースはトマトベースでマイルドな味。目玉焼きをトッピングした「ミラカン」

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 あんかけスパゲティは「名古屋めし」の一つで、とろみがあるソースを、油にくぐらせた太麺に合わせるのが特徴。独自のソースを持つ複数の専門店が存在する。

 同店を手掛けるヒライワ(中区錦2)社長の平岩裕章さんは名古屋生まれ・育ち。東京で働いた後、「手に職を」と思い、地元に戻り、よく通っていたというあんかけスパゲティ店で働くことに。退職後、自身の味を開発し店を構えた。長者町や名古屋城横の「金シャチ横丁」に店を構える同店。姉妹店「SAKURA 本店」を含む5店舗目で、名駅エリア初出店。

 麺はあんかけスパゲティ定番だという2.2ミリの太麺を使う。コシと弾力のある麺を目指し、ゆで時間、冷まし時間、乾燥時間などをオリジナルで開発。「ラード100%でじわじわと熱を通すことで、より締まりのある麺になる」(平岩さん)。ソースは、トマトベースでマイルドな味。手切りする大量の野菜を使うという。「トマトのおいしさを前面に出した。小さいお子さまでも食べやすい味」。

 具材違いのメニューは27種類。1番人気の「ミラカン」(スモール=860円~)は、オニオン・ウインナー・ベーコン・ピーマン・コーン・マッシュルーム・トマトといった具材がのる。2番人気はホウレンソウ・ウインナー・ベーコンの「ポパイ」(同=850円~)、3番人気はベーコン・卵の「ベーコンエッグ」(同=800円~)。名古屋めしを組み合わせた、ピリ辛ミンチ・モヤシ・ニラを合わせた「台湾スパ」(同=860円~)、3~9月限定の「タコス」のような、タコミート・チーズ・レタスの「タコスパ」(同=900円~)など。全て、あんかけソースをカレーソース「インディアン」に変更できる。スープ付き(お代わりは30円追加)。

 「ナポリタン」などの「焼きスパメニュー」には、スパイシーミンチなどを合わせる「メキシカン」(同=890円~)、しょうゆベースの「ジャポネーズ」(同=830円~)が新しく加わった。カップ約1杯分の「追加ソース」(50円)もできる。

 スパゲティのサイズは、250グラムのスモールから1000グラムのメガ(400円増し)まで7サイズを展開。「メガサイズの常連もいる」という。トッピングは「目玉焼き」(70円)、「とろけるチーズ」(160円)、新メニュー「ケチャップライス」(180円)など。

 「ビジネスマンの利用が中心。名古屋に赴任した新入社員を連れて来る人や、転勤前に『食べ納めに来た』と言ってくださる方も。名古屋の一等地にオープンできた。近鉄の改札も近いので、関西方面の方にもあんかけスパゲティを知ってもらう機会にしたい」と意気込みを見せる。

 セルフ注文・セルフ会計を導入。アプリダウンロードなどは不要で、客席に設置したQRコードをスマートフォンで読み取るとメニュー表が表示されオーダーできる。配膳時に配られる会計伝票のバーコードを店内の専用機にかざし自身で会計を済ませる。スマホを持っていない人、セルフ注文が難しい人にはスタッフが対応する。

 営業時間は11時~21時(現在は20時までの時短営業)。休業日は同地下街に準じる。

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