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名古屋で「元気がでる和菓子」テーマに店巡り 「やっとかめ文化祭」にて開催

「かわいいもの」「よいもの」「乙女なもの」を独自の視点で紹介している、文筆家の甲斐みのりさんが「元気がでる名古屋の和菓子」を紹介

「かわいいもの」「よいもの」「乙女なもの」を独自の視点で紹介している、文筆家の甲斐みのりさんが「元気がでる名古屋の和菓子」を紹介

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 名古屋の文化・歴史・伝統芸能の祭典「やっとかめ文化祭」の一環で、和菓子店巡りを楽しめるプログラムが10月23日から約3週間にわたり開催される。

和菓子店巡りには定番から限定まで「元気」の詰まった商品がエントリー

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 名古屋市内の和菓子店24店が参加。「元気がでる名古屋の和菓子」をテーマに、文筆家の甲斐みのりさんが、見た目、ネーミング、色使いなどから「元気」を感じられる和菓子をパンフレットで紹介する。

 同イベントのディレクターを務める近藤マリコさんは「和菓子には、暮らしに彩りを添え、心を和らげる魅力がある。小さな和菓子から、名古屋を愛する全ての人に元気を分けられたら。名古屋の和菓子には、そんなポテンシャルが秘められているはず」とテーマに込められた思いを説明する。

 「和菓子どころ名古屋」をじっくり体験できる同イベント。「お茶どころや芸どころなど武家文化に代表される地域特性により、名古屋では独自の和菓子文化が育まれてきた。茶席で使われる上生菓子や干菓子から、日常的に親しまれる餅菓子、煎餅やおかきまで、豊富な種類の和菓子が作られている。和菓子店同士の仲が良く、助け合ったりしのぎを削ったり、自然と質が高まる環境もある。名古屋の和菓子店を巡れば、この街の奥深さに出会えるのでは」と近藤さん。

 期間中、対象商品の購入者にはオリジナルの「判子カード」を配布し、カードを集めて郵送すると記念品が進呈されるという。

 「やっとかめ文化祭」期間中には、伝統芸能の公演「芸どころ名古屋舞台」、名古屋の歴史や文化を学ぶ講座「まちなか寺子屋」、ガイドが案内するツアー「まち歩きなごや」といった多様なプログラムも実施する。身近な「まちなか」で伝統芸能を披露する「芸どころまちなか披露」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点を踏まえ、昨年に引き続きユーチューブで動画配信。開幕初日には「イオンモール熱田」でのオープニングイベントを予定していたが、こちらもユーチューブでのリアルタイム配信に変更される。

 各プログラムの詳細や申し込み方法はホームページやパンフレットで案内する。11月14日まで。

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