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名古屋駅前の近鉄パッセに「キラキラドンキ」 Z世代に向けた商品・店舗演出

ピンクと水色の「キラキラドンキ」のサインを掲げる店舗外観

ピンクと水色の「キラキラドンキ」のサインを掲げる店舗外観

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 「キラキラドンキ」が6月2日、名古屋駅前の「近鉄パッセ」(名古屋市中村区名駅1)5階にオープンした。

「Z世代一押し」の商品を並べるピンク色の「ラッピングバス」の装飾

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 「キラキラドンキ」は、10~20代の「Z世代」従業員の意見を取り入れ、SNS話題のアイテムや最新トレンドアイテムを扱う、「Z世代」をターゲットに据える専門店型の「ドン・キホーテ」。昨年5月にオープンした「ダイバーシティ東京 プラザ店」に次ぐ2店舗目。

 1階~7階のファッションフロアの来店客層は中高生が中心の近鉄パッセ。「キラキラドンキ」は、5階フロア250坪のうち、約107坪の広さに店舗展開する。ドン・キホーテ支社長の澤田貢行さんは近鉄パッセに出店することについて「中部エリア屈指のハブ駅として東海三県広域からの集客力がある名古屋駅で、若年層に人気のショップを展開し、学生から支持の高い商業施設であるため『キラキラドンキ』のコンセプトやターゲットと親和性が高いと考えた」と話す。

 商品はプチプラコスメやアジアンコスメ、約30種類をそろえるカラコン(カラーコンタクトレンズ)、グミやラムネなどポケット菓子、駄菓子、韓国食品、シャツやニットベストやリボンなどの制服関連アイテム、「サンリオ」グッズなど。澤田さんは「トレンドを予測し先取りした、これからはやる予感がするアイテムを展開し、キラキラドンキから流行を発信する。カラコンの品ぞろえ地域最大級に挑戦する」と話す。

 店内はポイントでネオンサインや電飾で演出する。コンセプトには「最先端のかわいいがいっぱい」を据え、ピンクと水色が基調の店舗は「店が丸ごと、映えスポットになるような空間」という。店舗中央付近にはピンク色の「ラッピングバス」の装飾を設置し、Z世代従業員がセレクトした韓国雑貨や「推し活」アイテムなどの商品を並べる。「フォトスポットとしての役割も兼ねる。買い物はもちろん、空間自体を楽しんでもらえる」と澤田さん。「何度も足を運んでもらえるように他店にはない品ぞろえと商品のラインアップを随時更新し『放課後寄り道スポット』として毎日でも来店してもらえる店を目指す」とも。

 近鉄パッセ広報担当者は「『キラキラドンキ』が出店することで、今まで以上に、若年層のお客さまに学校帰りはもとより休日にも来店してもらえるはず」と期待を寄せる。

 営業時間は10時~20時。

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