名古屋タカシマヤで「大北海道展」-10回記念でオリジナル商品も

賑わいを見せる「札幌かに工房」。手前=「たらば豪快巻き」

賑わいを見せる「札幌かに工房」。手前=「たらば豪快巻き」

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 ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)10階催事場で10月21日、「第10回記念 大北海道展」が始まった。

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 同企画は今回で10回目。これまでは6日間の開催期間であったが、今回は13日間に拡大し、過去最大の規模で開催するという。スイーツ、すし、ラーメン、弁当、フルーツや野菜、乳製品、水産物の販売など、出店数は約90店舗。10回目を記念し、同企画のために作られたオリジナル商品も展開。1週目(27日まで)と、2週目(28日~11月2日)で一部店舗の入れ替えも行い、リピーターへの対応も図る。

 主な10回記念商品は、通期展開=ブルーベリージャムを使った「ブルーベリーシュー」(パパラギ、1個=441円)、大原牧場の黒毛和牛を使った「黒毛和牛ステーキ重」(やきにくれすとらん沙蘭、1,890円)など5点、1週目=北海道産のウニを使った「オリジナルうにらーめん」(元祖旭川ラーメン一蔵、1,470円)など4点、2週目=札幌の人気スープカレー店「知床どりの胸肉と愛知県産まいたけのスープカレー」(らっきょ、1,260円)(ともにイートイン)など4点。

 今回、20~30代の女性客が多いことから、「お客さま目線で何かできないか」と考え、客層と同じ、20~30代を中心とした同社女性社員7人で成る「大北海道展」プロジェクトチームを発足。メンバーには、物産展や食料品の担当者のほか、広告担当者など、普段直接かかわらない社員も参加し、「できる、できないかは関係なく、みんな一人の女性として思いついたことを意見し合った」という。

 同プロジェクトチームの発案商品は、一人暮らしの女性では多すぎるロールケーキを少しだけ食べたいという思いを実現するため、3センチ単位で計り売りする「秋のチョコマロンロール」(ヴィッラ ルスツ、3センチ=286円)、少量で安くてぜいたくなどんぶりを食べたいという気持ちから発案した「ミニチラシ丼」(握 なか一、630円、1週目のみ)、ヘルシーでおいしいケーキが食べたいといいう希望をかなえる「かぼちゃのティラミス」(キャセロール、441円)など。女性が好む、「ミニサイズ」「オシャレ」「ヘルシー」などのキーワードを踏まえオリジナルの商品を展開している。

 オープン初日、開店前から女性を中心とした多くの利用客が、複数ある入口の前にそれぞれ詰めかけた。開店すると同時に吸い込まれるように店内に人々が入っていき、すぐに10回記念商品や初日限定商品を販売する店舗を中心に行列ができ始め、にぎわいを増していった。

 同店広報担当者は、「ジェイアール名古屋タカシマヤならではの品揃えで展開します。会期中は、前後半で一部の店舗の入れ替えも行い、何度来ても楽しんでいただけます。今日も朝からたくさんのお客さまに来ていただき、このペースを最終日まで維持していきたいです」と意気込む。

 営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。11月2日まで。

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