食べる 買う 暮らす・働く

名駅前「大名古屋ビルヂング」、グランドオープンは3月9日

2016年3月9日にグランドオープン「大名古屋ビルヂング」

2016年3月9日にグランドオープン「大名古屋ビルヂング」

  • 0

  •  

 三菱地所が12月9日、名古屋駅前の「大名古屋ビルヂング」(名古屋市中村区名駅3)を2016年3月9日にグランドオープンすると発表し、商業ゾーン、集客ゾーンの概要発表会を行った。

完成後の1階イメージパース

[広告]

 2012年9月に50年の歴史に幕を下ろして以来、3年間の工事期間を経て10月31日に完成した同ビル。地上34階、地下4階、塔屋1階。もともとのビルの形を引き継いだ低層部の上にタワーがそびえ立つ造りで、丘と大樹に見立てているという。現在、タワー部分のオフィスに入居が始まっている。

 地下1階~地上5階と地下街「ダイナード」で構成される物販と飲食のゾーンは、約3800坪に74店(物販、飲食、サービス・金融店舗含む)が集結。同じフロアに物販と飲食を置き、フロアで分断せずにそれぞれの要素がつながるイメージで造られている。

 地下1階~地上2階には、三越伊勢丹グループが手掛けるファッションセレクトストア1号店となる「イセタンハウス」が出店。店舗面積は約900坪。そのほか、慣れ親しんだショップの新業態の店舗や東海エリアからの出店もある。

 トゥモローランドの新たなコンセプトショップ「ギャルリー・ヴィー ホワイト」は全国初出店。大和書店(本社=岩倉市)が手掛ける「本のある暮らし」をテーマに文具、雑貨などをセレクトした名古屋発のブックストア「リブレット ナゴヤ」、メガネの和光(同=中区栄)の新業態のアイウェアショップ「アイフィール」などの新業態。東海初出店は「セーブ カーキ ユナイテッド」「ポータークラシック」「レン」など。

 「大名古屋ダイニング」と名付けたレストランゾーンには全40店舗が出店。朝食からランチ、アイドルタイム、ディナータイムまでシーンを限定せず利用でき、ラインアップも和食、イタリアン、フレンチ、などの洋食のほか、ラーメン、カレー、焼き肉、鯛茶漬け専門店などバラエティー豊か。

 カリフォルニアのミシュランスターシェフ、デイビッド マイヤーズのレストラン「ソルトウオーター バイ デイビッド マイヤーズ」、「名古屋で一番予約の取れないレストラン」のカジュアルラインの新業態「トラットリア フラテッリ ガッルーラ」、たる生クラフトビールをはじめ世界のクラフトビール150種類以上を味わえる「世界のビール博物館」など。名店がチャレンジする新業態も期待の一つ。そのほか、ひつまぶし、あんかけスパゲティ、台湾料理の「味仙」など名古屋メシの店舗もある。

 タワー部分の7~16階は、住まい、医療、金融、教育、国際交流などの分野が出店。12・13階は3社が提携した「TOTO DAIKIN YKK AP 名古屋コラボレーションショールーム」。10・11階は35社のショールームを一堂に集める。新築、リフォーム、床、壁紙、カーテンなどのインテリアや建材の見学に対応する。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース