夜の名城公園で星型の木漏れ日を楽しむ-あいちトリエンナーレで

名城公園で行われた「星のこもれ陽プロジェクト」。星形の木漏れ日に歓声が上がった

名城公園で行われた「星のこもれ陽プロジェクト」。星形の木漏れ日に歓声が上がった

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 名城公園の南遊園で8月27日~29日の3日間、「あいちトリエンナーレ2010」のワークショップ「星のこもれ陽プロジェクト『星の回廊』」が開催された。

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 同プロジェクトを手がけるのは愛知県出身のアーティストの木村崇人さん。「地球を遊ぶ」をテーマに、さまざまな自然現象を通じて、普段は気付かない地球の力を視覚化するユニークな作品を発表している。

 小学校のときに「木漏れ日の形が丸いのは、太陽が丸いから(太陽の形が映って見える)」と知って感動したという木村さん。プロジェクトは夜にクレーンでつり上げた大型ライトから星型の光を照らし、葉と葉の間を通って見える「星の形の木漏れ日」を鑑賞するもので、2006年に開催された「越後妻有トリエンナーレ」でも大きな話題を集めた。

 期間中は晴れた夜が続き、ワークショップには連日、来場者の長い列ができた。遊園入り口で白いシートが張られた「星取り網」を手渡された来場者は、藤棚の葉の間からこぼれる星形の光を手元に映し、歓声を上げた。さらに明るい光に照らされたテーブルでは、ボランティアスタッフが指を組み合わせて作る星の影絵をレクチャー。来場者は自らの手で作る星のアートを楽しんだ。

 「今の時代は情報のみで理解し、わかった気になることが多くなっている。直接体験することは何を理解するにもとても大切」と木村さん。「多くの人が参加、体験できるワークショップをこれからも積極的に開催していきたい」と笑顔を見せる。

 「都市の祝祭」をテーマとする「あいちトリエンナーレ」では、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館などのほか、名古屋城の二の丸広場は岐阜県出身の世界的アーティスト池田亮司さんが、空に向かって直立する白色光の壮大なタワーと、サイン波の音を使った巨大なインスタレーションを展開する(9月24日・25日)など、美術館以外の空間を生かした展示やワークショップも多数、予定されている。

 「あいちトリエンナーレ2010」の開催は10月31日まで。

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