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「あいちの離島」PRスタッフ決まる-マニフェストに「1日1匹釣った魚を料理」

左から、佐久島担当の新里碧さん、日間賀島担当の竹内晴奈さん、篠島担当の奥山暁子さん

左から、佐久島担当の新里碧さん、日間賀島担当の竹内晴奈さん、篠島担当の奥山暁子さん

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 愛知県は8月22日、募集していた、佐久島、日間賀島、篠島で、島の魅力を発信する企画「あいちの離島・80日間チャレンジ!」のスタッフが決まったことを発表した。

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 「一芸・アイデアで離島の魅力を発信しませんか?」と呼び掛け、応募者が持つ一芸(特技)やアイデアを生かしたマニフェストを掲げる条件があった同企画。佐久島、日間賀島、篠島の「あいちの離島」のうち、いずれかの島で、さまざまな体験・経験の下、島の魅力をブログやツイッターで発信していく。

 応募総数は518人で、書類審査に通過した19人(書類選考通過者20人、うち1人辞退)が最終選考のオーディションを受けた。審査員には各離島の観光協会やNPO団体なども参加。「最終選考は518人の中から選ばれたよりすぐりの方ばかりなので、甲乙付けがたかった」と、愛知県地域振興部地域政策課の各務さん。最終選考には数人、愛知県在住の人もいたという。審査は「マニフェストの面白さ、現実味のほか、観光客や地域の人と関わり合っていくので、人柄、協調性、社交性も大切にした」(各務さん)。

 決定したチャレンジスタッフは以下の通り。佐久島担当は、東京都文京区在住の新里碧さん(27)で、信楽まちなか芸術祭で名物料理の立案やキャラクターを使ったPRを実施した経験を生かし、「島での生活や作品制作の過程をマンガでブログに掲載。島の土産を開発する」をマニフェストに掲げた。日間賀島担当は、愛知県知多市出身で東京都世田谷区在住のシンガー・ソングライターの竹内晴奈さん(27)。「島のテーマソングを作る。島でライブ活動を行う」と掲げた。篠島担当は、前職で7年間フリーランスのライターとして活動していた経験を持つ千葉県八千代市在住の奥山暁子さん(34)。憧れの職業は漁師だといい、「1日1匹必ず魚を釣り、釣った魚を料理する。漁師に特化した月刊誌『漁師』を発行する」ことを掲げた。

 「愛知県として、こまめな情報発信、積極的な活動を期待する。また、今回決定したスタッフが自分のキャリアを生かしながら、島の新たな魅力を作ってくれたら」(同)と期待を寄せる。

 当面のスケジュールは、9月1日にスタッフ3人で三島を巡り、翌2日にはそれぞれの担当の島を巡る。

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