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円頓寺・四間道でクーポン企画「なごポン」-飲食のほかヨガや街歩きも

昔なつかしい風景も魅力な円頓寺商店街

昔なつかしい風景も魅力な円頓寺商店街

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 名古屋市西区の円頓寺・四間道かいわいで利用できるクーポン「なごポン」の利用が3月1日、始まった。主催はまちづくりに取り組む有志で構成する「那古野下町衆」。

参加店と商品を紹介する「なごポン」チラシ

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 昨年の3月に始まった同企画。専用のクーポン(4枚つづり=500円)を使い参加店で対象商品と交換する。同企画担当で四間道にある雑貨店「月のののうさ」のカワカタミカコさんは「皆さんとても楽しんでいた様子。あっという間に品切れしてしまう対象品もあるなど、地元の人も利用してくれた」と振り返る。ホテル「名鉄イン名古屋駅前」ではクーポンを付けた宿泊商品を販売したため県外からの利用者もあったという。

 参加店は31店。自家製のケーキやアイスクリーム、どら焼きなどのスイーツ、オーガニックソックス、すし店の手巻きずし、精肉店のミンチカツ、ガラス製品などの雑貨など。名鉄イン名古屋駅前はカフェコーナーで1時間のドリンク飲み放題を提供。「瞑想(めいそう)ヨガ教室 菩提(ぼだい)樹の木」は寺でのヨガ体験などを用意。ガイドが行う1時間程度の「街歩き」は利用者の反応も良く、昨年はリピーターの姿もあったという。

 今回は5店が初参加する。人気のパン店「ブルーデル・ヤマト」(4枚)は600円相当のパン詰め合わせ、「手打ちそば処 谷屋」は「そばがき」(3枚)、ホテル「キャッスルプラザ」はホテルメードの「ミルクロール(パン)」(3個)などを用意。対象商品は持ち帰り、店内飲食のものがある。「『なごポン』で円頓寺・四間道かいわいで食べ歩きや買い物を楽しんで、最後にお茶をして帰る、などコースを決めても楽しい」とカワカタさん。

 期間中、同かいわいで「おひなさまめぐり」も開催。26店で飾っている自前のひな人形を見ることができる。「月のののうさ」では明治~大正のものだと聞いている(カワカタさん)土人形のおひなさまとお内裏さまなどを展示。「時間があれば店の人が自慢のひな人形の話をしてくれるかも。街歩きしながら楽しんでほしい」

 「なごポン」の販売場所や店舗の詳細は、那古野下町衆ホームページとチラシで確認できる。今月31日まで。

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