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名古屋国際センターで外国人芸術作品展 開催30年目、24カ国・76人が参加

主催のC.J.I.Sチェアマンの瀧リンダさん

主催のC.J.I.Sチェアマンの瀧リンダさん

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 名古屋国際センター(名古屋市中村区那古野1)4階で11月3日、今回30回目を迎える「外国人芸術作品展2015」が始まった。

チラシなどツールに使われている日本の建物を描いた作品

 主催は、フィリピン人の瀧リンダさんがチェアマンを務める、国際交流や相互理解を目的に活動する「Central Japan International Society(C.J.I.S、セントラル ジャパン インターナショナル ソサエティ)」。

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 「フィリピン人で名古屋人」と笑顔を見せるリンダさんは、日本人と結婚後、日本暮らし40年目。芸術作品展をはじめる前は同団体で、ティーパーティーやクッキングデモンストレーション、バスツアーなど企画・実施していたという。

 同企画に参加していたメンバーの一人、画家のジェームズ・ゴーターさんがいたことから、「芸術を通して交流ができないか」と、1984(昭和59)年に設立した同センター職員に芸術作品展開催の相談を持ちかけたことがきっかけ。1986年11月に、出展者12人で初開催して以来、毎年同展を開催してきた。「昔は日本語も話せなかった。作品展がここまで続くとは思っても見なかった」とリンダさん。

 会場入り口には、草月流花道をたしなむリンダさんが手掛けた生け花を飾り、ボランティアスタッフの手作りという会場には、作者のプロフィルを添えた絵画、写真、工芸などの作品が並ぶ。30回の節目となる今回は、過去最大規模という24カ国・76人のプロ・アマのアーティストが出展する。ジェームズさん含3人は30年連続で出展しているという。

 イベントのチラシやホームページを飾るメーンビジュアルはジェームズさんの作品を使う。「ジェームズさんは日本の古い家を好んでいる」(リンダさん)といい、知多半島を中心に日本の古い家屋をモチーフにした絵画や、植物を描いた作品も並ぶ。

 来場者は日本人が多く、会場にいる作者と作品の話や出身国について会話を交わすシーンも見られるなど、毎年交流が生まれているという。最終日には出展者が参加する交流会も行い、アーティスト同士の交流もにぎやかに行われている。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。11月8日まで。

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