円頓寺商店街(名古屋市西区那古野1)で8月21日、トマトをテーマにした祭り「トマトマ in円頓寺商店街」が開催される。
同イベントを企画したのは、円頓寺商店街の近くにある四間道(しけみち)沿いの蔵を改装したフレンチレストラン「四間道レストランMATSUURA」オーナーシェフ松浦仁志さん。「食べる、体験する」をテーマに据え、会場となる商店街のアーケードに、トマトを使った料理や、パン、ケーキ、あめなどの食品、雑貨、食器などを販売するブースが登場。そのほか、プランターに植えられたトマトの収穫体験(開催時間内での参加)や、オムライス検定なども実施する。
松浦さんは、カゴメのプレミアトマトを自身のレストランで使うなど、つながりのあったカゴメに同企画を提案。後援を受けて開催に至った。会場を検討する中、初代店主がカゴメのトマトケチャップの開発にも携わったと言われる飲食店「勝利亭」があることと、自身の店もあることから、円頓寺商店街での開催を決めた。
当日は、約60ブースが出店。同商店街の既存飲食店や、松浦さんが声を掛けたレストランなどで、イタリアン、フレンチ、スペイン料理のほか、すし、ラーメン、鶏料理、バーなど、さまざまなジャンルが出店。参加店は、イタリア料理の「セッタンタ」(東区)、「ラ・バルカ」(中区)、移動販売ピザの「石窯PIZZA boccheno」、フランス料理の「レストラン・ベルージュ」(西区)、「シュバルブラン」(春日井市)など。
トマトを使った食べ物や商品を販売するカゴメのブースも登場。「四間道レストランMATSUURA」では、「カゴメ歴史館」と題した展示企画を実施。開催時間は11時~15時。
「外から名古屋に人が集まるようなイベントになれば。食育につながることをやっていきたい」と松浦さん。
開催時間は11時~18時。入場無料。