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学生がプロバスケチームのユニホームなど考案 名古屋モード学園などと産学連携

受賞した3人。左から松山航大さん、滝かおりさん、中宿瑠里さん。

受賞した3人。左から松山航大さん、滝かおりさん、中宿瑠里さん。

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 名古屋モード学園とHAL名古屋(名古屋市中村区名駅1)は8月5日、産学連携の取り組みで行う、プロバスケットボールチーム「豊通ファイティングイーグルス名古屋」(以下、FE名古屋)のユニホーム、チームロゴ、マスコットキャラクターのデザインコンテストの結果発表を行った。

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 同企画は、2016年9月に開幕するプロバスケットボールの新リーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」に所属するFE名古屋が、Bリーグの理念「地元密着」を踏まえ地域との連携を強化したいとの理由で、名古屋モード学園とHAL名古屋に依頼し産学連携で行ったもの。1月末から3月初旬の約1カ月半、学生がデザイン考案に取り組み、集まったデザイン案からFE名古屋が選考し、グランプリを決定した。

 ユニホームデザインには応募数100点の中から、名古屋モード学園ファッション技術学科4年の松山航大さんの作品が選ばれた。小・中・高とバスケットボール部に所属していたという松山さんは「憧れのプロ選手が自分のデザインしたユニホームを着用してプレーされるのが夢のよう」とコメント。イーグルスのワシの翼をモチーフにし、ドット柄のグラデーションでしなやかさと俊敏な動きを表現したという。

 チームロゴは応募数100点の中から、HAL名古屋グラフィックデザイン学科4年の滝かおりさんが受賞。バスケットボールのスピード感を一番大切にしてデザインしたという。「空を自由に飛び回る、ワシの翼の解放感や自由さをデザインに取り入れた。プロスポーツのロゴデザインをすることは、自分にとっての挑戦でもあり、とても勉強になった」と振り返る。

 20点が集まったマスコットキャラクター案は、HAL名古屋グラフィックデザイン学科3年の中宿瑠里さんの作品が選ばれた。「自分の描いたものが初めて世に出る機会のため、とても喜びを感じている。元々使用されていたリードくん(FE名古屋のマスコットキャラクター)のデザインに沿いながら、オリジナリティーを表現するのに苦労したが、先生の指導により、すてきなマスコットキャラクターに仕上げることができた」。

 10月8日に枇杷島スポーツセンターで開催される同チーム対「バンビシャス奈良」戦を「モードHALデー」とし、学生がデザインしたユニホームを着用してプレーする。チームロゴは今後グッズ展開を予定し。マスコットキャラクターはホームゲーム全てに登場するという。

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