食べる 買う 暮らす・働く

名古屋の大学生サークル、地元の魅力を詰め込んだカタログギフトを企画

「名古屋市のギフト製作隊」メンバー

「名古屋市のギフト製作隊」メンバー

  • 28

  •  

 名古屋の大学生サークルが現在、名古屋の魅力を詰め込んだカタログギフト「名古屋市のギフト」の企画・販売を手掛けている。

カタログギフト「名古屋市のギフト」

[広告]

 同企画は、地域産品が選べるカタログギフト「地元ギフト」の名古屋版。南山大学・中京大学・椙山女学園大学の「名古屋が大好きな」学生が集まりパートナーとして活動する「名古屋市のギフト製作隊」が、名古屋に眠る名産品を掘り起こすため、毎週ミーティングを重ねているという。

 11枚のギフトカードが入っている「名古屋市のギフト」の箱。ギフトカードの1枚ずつに、名古屋を中心にした名産品の生産者の表情やプロフィル、どのような思いを持ってその商品を作ったかなどを紹介している。紹介される名産品は、有松絞、きしめん、名古屋コーチンのプリンといった名古屋でおなじみの商品のほか、日本酒、トマトジュースなど知る人ぞ知る商品もある。

 カードの中から希望の商品を一つ選び、その商品が旬を迎えた時期に生産者から直接届く仕組み。価格は3838円(税抜き)。

 「あまり流通はしていない商品だけど、『名古屋市のギフト』を通じて、生産者の等身大の思いと、丹精込めて作った商品を内外に発信したい」と、名古屋市のギフト製作隊代表で南山大4年生の田邊正義さん。同大4年生の梅村梨紗さんは、「名古屋出身の人が大事なお祝い事や結婚式の引き出物として名古屋市のギフトを使ってほしい。そして自分のルーツの街にはこんな素晴らしいモノがあるんだというのをみんなに広げてもらいたい」。中京大1年生の仲井達哉さんは「今はまだ11種類しかないけれど、これからもっと名古屋に熱い思いを持った生産者と出会い、いい商品を増やしつつ名古屋を盛り上げていけるように頑張りたい」。

 購入は 「地元カンパニー」のホームページからできる。また、5月9日に名古屋テレビ塔(中区錦3)~久屋大通公園で開催される、「世界フェアトレード・デー・なごや2015」にも「名古屋のギフト」としてブースを出す。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース