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名駅で女子高生が語り部イベント 東日本大震災を語り継ぐ

過去に行った語り部イベントの様子

過去に行った語り部イベントの様子

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 東日本大震災で住民の約1割が犠牲になった東松島市野蒜(のびる)地区の女子高生で構成する語り部グループが8月19日、シェアスペース「エニシア名古屋」(名古屋市中村区名駅4)で語り部イベントを開催する。

 被災当時、小学6年生だったという6人が、2015年春に語り部グループ「TTT:TSUNAGU Teenager Tourguide of NOBIRU」を立ち上げた。ツアー客やボランティア向けのガイドを行うほか、全国に出張し震災の記憶を伝えてきた。高校卒業を控え、TTTの活動を今年の夏で終える。

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 主催は「エニシア名古屋」を運営するエニシアホールディングス(静岡県浜松市)。社名の「エニシア」は「縁(えにし)」から。女子高生語り部の「人のつながり」、「記憶をつなぐ」とのメッセージが同社の理念と合うことから、主催・会場提供を申し出たという。

 当日は尾形祐月さん、斎藤茉弥乃さん、小山綾さんの3人が登場。

 「日常はいつなくなるかわからない。人のつながりが大切」と尾形さん。現在は仙台の高校に通っているという斎藤さんは、クラスで震災体験を話した際にクラスメートから「今まで聞きづらかったが聞けて良かった」と言われ、気持ちが変化したという。「本音を話したら変わる。誰かが助かるかもしれない」という考えで活動を続けている。小山さんは、震災被害が軽かったことから震災を語ることに対し悩んだが「故郷の野蒜のことを知ってもらいたい。自分にしか語れないことがある」との使命感で積極的に活動を行っているという。

 開催時間は13時~16時、18時~21時の2回。参加無料。申し込み、問い合わせはエニシア名古屋(TEL 052-485-6111)まで。

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