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名古屋マリオットの中国料理店がリニューアル 香港トレンドや彩り取り入れたメニュー

「香港点心師 自家製蒸し飲茶三種」などを味わえる「飲茶ランチ『桂花香』」

「香港点心師 自家製蒸し飲茶三種」などを味わえる「飲茶ランチ『桂花香』」

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 JRセントラルタワーズ(名古屋市中村区名駅1)内の名古屋マリオットアソシアホテル18階にある中国料理「梨杏(りんか)」(TEL 052-584-1103)が3月19日、リニューアルオープンする。

フルーツを合わせた「窯焼き北京ダック 梨杏スタイル」も味わえる「彩りランチ『黄枝香』」

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 開業して20年以来、初めての大改装で、これまでの重厚で伝統的なイメージを一新。同店総支配人の松任徹治さんによると、同店の利用客は、ランチで9割、ディナーで4割程度を女性が占めていることから、女性を意識したリニューアルを心掛けた。テーマカラーは同ホテルの開業月5月の誕生石にちなんだ「翡翠(ひすい)」で中国でも高貴な色。スタッフのユニホームにも採用した。

 店舗全体を、店名からイメージし定めたテーマ「果樹園」に見立て、「みずみずしく洗練された透明感と華やかさのある空間」に改装。料理のテーマは「温故知新」で、これまでのよさを生かしつつ、広東料理の本場・香港のトレンドを組み合わせるほか、女性目線を意識しフルーツや野菜、彩りを取り入れるメニューに大幅リニューアルする。

 開業当時から料理長を務める木下貞三さんは「フランス料理店や日本料理店などでも研修を行い、斬新で見栄えも意識し進化した中国料理を提供する。デザートが弱かったがホテル内のペストリーで修業したスタッフが考案するメニューを用意。よそにない中国料理で、日本で一番を目指す」と意気込みを見せる。木下料理長の伝統の味はそのままに、JWマリオット香港で勉強した上西耕司副料理長が「みずみずしさあふれる」メニューを考案する。ライチの果肉を使った「黒毛和牛ロース肉のライチ巻き揚げ 黒酢ソース煮込み」、フルーツを合わせた「窯焼き北京ダック 梨杏スタイル」、色鮮やかな「幸せの七色小籠包(ショーロンポー)」、ピンク色をした「ビーツとじゃがいも入りスープ」など。

 ディナーコースは「白牡丹」(1万2,500円)、「黄金桂」(1万5,500円)、「大紅袍」(2万円)、「鳳凰単叢」(2万5,000円)。ランチコースは「飲茶(ヤムチャ)ランチ『桂花香』」(4,000円)、「彩りランチ『黄枝香』」(5,500円)、「特選ランチ『玉蘭香』」(8,500円)。

 大皿での提供を辞め、会席のように個々盛りで提供するスタイルに変更。松任支配人は「温かい料理は温かいまま、冷たい料理は冷たい状態で召し上がっていただけるように。基本に立ち返った」と話す。

 席数は126席。需要に合わせ個室を6部屋から10部屋に増やした。小さい個室を増やしたほか、窓側に初めて個室を用意した。個室の最大収容人数は42人。

 営業時間はランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~22時。

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