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ブランド和牛生産者救済でプロジェクト 名古屋の食肉卸と刈谷の焼き肉店が企画

「夏休みに飛騨牛をお届けします」プロジェクトイメージ(画像提供=どてや)

「夏休みに飛騨牛をお届けします」プロジェクトイメージ(画像提供=どてや)

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 名古屋を中心に業務用食肉卸を手掛ける「丸正」(名古屋市北区)と焼き肉店など飲食店を経営する「どてや」(刈谷市)が6月25日、協業でブランド和牛の生産者の救済を目的にしクラウドファンディングを活用したプロジェクトを始めた。

プロジェクトの「リターン」で用意する飛騨牛のイメージ

 どてや担当者によると、コロナ禍で特にアジアへのブランド和牛の輸出が滞り、輸出されるはずのブランド和牛が行き場をなくしているという。「飲食店の自分たちが今できることは何かを考えたことからスタートした。食肉のネット販売の仕組みはまだ構築段階であることも理由だが、今回は販売を目的としたネット販売ではなく、思いを伝えることを目的にクラウドファンディングを採用した」と話す。

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 ゴールデンウイークにできなかった帰省を夏に予定している人が多くいることをアンケート結果(インテージ調べ)で知り、「家族で集まる機会に少しぜいたくしてもらえれば」という思いで、飛騨牛を「リターン」に設定した「#うち肉 夏休みに飛騨牛をお届けします」プロジェクトを用意した。

 東海圏でも数あるブランド和牛の中から飛騨牛を選んだ理由について「当社の焼き肉店でも度々飛騨牛を提供している。数あるブランド和牛の中でも飛騨牛は特に海外での需要が高く、海外輸出が滞った今の状況で飛騨牛も影響を受けている。行き場をなくした飛騨牛を国内で消費したいという思いもあり、選択した」という。

 価格と内容違いで10種類の「リターン」を用意。費用は飛騨牛の購入費用と発送費用に充てられる。

 担当者は「当たり前に目にしてきた黒毛和牛が、大切に育てられてきた黒毛和牛であることを今回痛感した。それを丸正さんが心を込めて仕事をし、自分たちの店に届く。自分たちはお客さまに『来てよかった』と思ってもらえるように心を込めて仕事する。この飛騨牛を通じて、幸せな食事の時間を過ごしてもらえる一助に、また生産者や食肉卸の皆さんのお力になれたら」と話す。

 プロジェクトは7月31日まで。8月10日前後から順次発送する。

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