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名古屋舞台の映画「名も無い日」舞台あいさつ 日比遊一監督の実話もとに三兄弟描く

映画「名も無い日」の舞台あいさつに登壇した日比遊一監督(右)と、出演者で名古屋市出身の岡崎紗絵さん(左)

映画「名も無い日」の舞台あいさつに登壇した日比遊一監督(右)と、出演者で名古屋市出身の岡崎紗絵さん(左)

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 名古屋を舞台に三兄弟の運命を描いた映画「名も無い日」の舞台あいさつが5月17日、名古屋駅前の「ミッドランドスクエア シネマ」(名古屋市中村区名駅4)で行われた。

名古屋市熱田区出身でカメラマンでもある日比遊一監督

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 監督を務めたのは、名古屋市熱田区出身でカメラマンでもある日比遊一さん。ストーリーは日比さんの実話に基づく。俳優の永瀬正敏さん演じる主人公で三兄弟の長男「達也」が、届いた弟(次男の章人)の訃報をきっかけに暮らしていたニューヨークから実家の熱田区に戻るところからストーリーが展開する。次男の「章人」をオダギリジョーさん、三男の「隆史」を金子ノブアキさんが演じる。コロナ禍による影響で、撮影から公開まで3年の月日を経て公開を迎える。

 舞台あいさつには日比監督と、同作出演者の一人で名古屋出身の岡崎紗絵さんが登壇。日比監督は「私小説から始まった作品だが、参加してくれた俳優がそれぞれの引き出しにより、ここにいる皆さんのストーリーになったのではないかと思う。映画は無言の対話という面もあると思う。何か感じてもらえる作品になったのでは」と話す。撮影に出てくる「家」は日比さんの実家。「自分の家が軸となり、ほかに熱田神宮、堀川、平和公園、神宮商店街などロケーションが決まっていた」と振り返る。

 岡崎さんは「三兄弟がぶつかり合って対峙(たいじ)するシーンは言葉にならない思いを感じた。大切な人を思うのは簡単そうで、そうではない、近すぎる存在だと反発が生まれることもある。大切な人をどう大切にするのかを考えさせられる映画。東海エリアから温かい輪が全国に広がれば」とコメント。

 「新型コロナウイルス感染症という見えない敵がはびこる中、この映画の価値は、改めて大切なこととは何かなどを考えさせてくれるところ。地元が…、私小説が…だけではなく、何人でも、どこの県の人であっても、分かってもらえる内容だと信じている」とメッセージを伝えた。
 今月28日に愛知・岐阜・三重で先行公開、6月11日から全国公開。

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