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「猫×土産=おにゃーげ」 名古屋駅西のセレクト土産店を猫グッズがジャック

「オミャーゲ名古屋」店内で堀江浩彰さん(中央)と同店スタッフ

「オミャーゲ名古屋」店内で堀江浩彰さん(中央)と同店スタッフ

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 名古屋駅西にある東海エリアのセレクト土産店「OMYAGE NAGOYA(オミャーゲ名古屋)」(名古屋市中村区竹橋町4)が、2月22日から猫をテーマにしたフェア「おにゃーげ それはにゃごやのねこみやげ」を開催する。

「おにゃーげにゃごや」のフライヤーには名古屋市章をモチーフにした「はちわれ猫」が

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 「名古屋の新しい土産店」をコンセプトに、さまざまな土産商品を販売する同店。普段はオリジナルデザインの土産商品をそろえるほか、店内に設置したレンタルボックスには東海エリアで活動する作家やアーティストの作品が並ぶが、「会期中は店内を猫グッズで埋め尽くす」と、同店を手掛ける「屋上とそら」社長の堀江浩彰さんは話す。

 堀江さんによると、企画の発端となったのはスタッフとの「何気ない会話」だったという。「接客中にお客さまから猫グッズは置いていないのかと質問されたり、猫グッズがあったら良いのにと言われたりすることがしばしばあると聞かされた。スタッフの中にも猫好きが多く、猫関連の商品の需要の高さを感じた」(堀江さん)

 一方でセレクト土産店として猫グッズをどのように扱うのがベストか慎重に検討する必要があると考えた堀江さんは、同店の商品セレクトを担当するアートディレクターに相談。「いっそ店内を猫グッズ一色に染めてみては」というアイデアを受け、猫の日である2月22日からの開催を決めた。

 堀江さんは「この辺りは地域猫が多く暮らしていて、路地裏や店先に猫の姿を見掛けることも少なくない。名古屋弁特有の『みゃーみゃー』といった柔らかいなまりも、どこか猫の鳴き声に通ずるものがある。『2(ニャー)』がたくさん並ぶ2022年はオープン1周年を迎える記念の年。詳細を考えるほどに猫との関連が見つかるのが面白かった」と振り返る。

 会期中は、猫をモチーフにした土産商品を販売するのに加えて、猫グッズ作家を対象にレンタルボックスの無料貸し出しを行う。レンタルボックスのサイズは40センチ四方で、販売手数料は2割。「すでにあみぐるみ作家などからの申し込みがある。フェアを機に初めて申し込んだという人も。今回の企画を通じて新たなつながりを生み出せたら」と堀江さんは笑顔を見せる。

 営業時間は10時~19時。日曜・祝日定休。4月2日まで。

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