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「竹千代の食べる味噌」、地元企業と武将隊が開発 家康の幼少時代を「味」で表現

「竹千代の食べる味噌」をPRする名古屋おもてなし武将隊の「徳川家康」さん

「竹千代の食べる味噌」をPRする名古屋おもてなし武将隊の「徳川家康」さん

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 サバすしやみそなどを販売する「花誠」(名古屋市千種区)が1月21日、名古屋城(中区)などで名古屋おもてなし武将隊と共同開発した新商品「竹千代の食べる味噌(みそ)」の販売を始めた。

名古屋城内の売り場で販売する「竹千代の食べる味噌」

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 「名古屋おもてなし武将隊」は2009(平成21)年、名古屋の観光PR活動を目的に誕生した。メンバーは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など名古屋と縁のある有名戦国武将人と陣笠(じんがさ)隊で構成する。

 新商品は、NHK制作の大河ドラマ「どうする家康」の放送開始を記念し、物語の舞台となる愛知で伝統あるみその魅力を全国に伝えようと企画・開発した。「ほんのりスパイシー」な甘辛い味の大豆ミートを使った「肉」みその同商品は、家康の幼少期「竹千代」時代を「味」で表現。家康の育った岡崎の八丁みそを使い、トウバンジャンで辛みを付け、ショウガやニンニクのうま味を忍ばせた万能調味料という。

 同隊の「徳川家康」さんは「3歳で母上と生き別れ、7歳で父と死に別れたわしにとって、少し辛いことも多かったが苦難にもまれながらも周りから多くを学びながら育った(原文ママ)」と話す。

 ごはんや野菜にのせるほか、パスタやパンに合わせるなど活用できる。「付ければ何でも一品料理になる。八丁みそが入っておるがゆえに、三河や尾張風の料理に様変えることができる」とも。「愛知の醸造文化・みそで日本を元気にしたい」と意気込む。

 価格は170グラム入り980円。名古屋城のほか、徳川美術館(東区)、岡崎大河ドラマ館(岡崎市)、同隊のオンラインショップなどで販売する。

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