「大名古屋ビルヂング」の名物ビアガーデン、44年目のオープン

名駅の名物ビアガーデン「マイアミ」オープン当日の様子。「大名古屋ビルヂング」の象徴、「コカコーラ」モニュメントの前で乾杯する出張帰りのビジネスマン

名駅の名物ビアガーデン「マイアミ」オープン当日の様子。「大名古屋ビルヂング」の象徴、「コカコーラ」モニュメントの前で乾杯する出張帰りのビジネスマン

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 チタカインターナショナルフーズ(愛知県北名古屋市)が運営する名駅「大名古屋ビルヂング」屋上の恒例ビアガーデン「マイアミ」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-561-2831)が5月11日、オープンした。

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 同店は、同社が1963年から運営している名駅地区の名物屋上ビアガーデンで、今年でオープン44年目を迎える。同店は、キリン、アサヒ、サントリー、サッポロの主要ビール会社4社のビールが楽しめる全国でも珍しいビアガーデンとして、出張や仕事帰りのビジネスマンを中心に人気を集めている。昨年は、オープン期間中に4万5,000人を超える来店客が訪れるなど、毎年客数が増加傾向にあるという。

 席数は約750席。同店では11種類のビールを楽しめるほか、日本酒、焼酎、酎ハイ、ワイン、ソフトドリンクなども取りそろえ、アサヒビールはメーンブランドとなる「スーパードライ」「黒生」のほか、同社で取り扱う月替わりの限定ビールも提供する。フードは、七輪炭火焼きによるバーベキューのほか、台湾ラーメンや手羽先など名古屋名物を提供する屋台ブースも設け、約40種類のメニューを提供する。

 また同店では、昨年から店内奥に約1,300個のビールジョッキを収納できる冷蔵庫を設置し、屋外でもビールがぬるくならないようジョッキを冷やして提供するなど、さまざまな工夫を凝らしてリピーター客の獲得を狙う。

 出張で名古屋駅を訪れた東京の男性ビジネスマン6人組は、「新幹線の中から同店オープンの告知を見かけ、仕事が早く終わったので訪れた。毎年ビアガーデンにはよく行くが、今年は今日が初めて」と話しており、ビールの銘柄ではアサヒやキリンの人気が高かった。

 同社広報担当者は「全国でも衰退傾向にあるビアガーデンだが、40年以上同地で運営している老舗のビアガーデンとして継続運営し、今後も『名駅のビアガーデンといえばここ』と言われる名物店を目指したい」と話している。

 料金は、2時間飲み放題・食べ放題で一律3,800円(前売り券=3,300円)。営業時間は、月曜~金曜=17時~22時、土曜・日曜=16時~22時。営業期間は8月31日まで。

ビアガーデン「マイアミ」

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