名駅西にマグロ料理をメーンにした海鮮・鉄板焼き店-男性2人が夢果たす

「鉄生(てっしょう)」店内

「鉄生(てっしょう)」店内

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 マグロ料理をメーンにした海鮮の鉄板焼きを提供する「鉄生(てっしょう)」(名古屋市中村区亀島2、TEL 052-452-3505)が10月20日、名古屋駅西にオープンした。

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 店舗面積は20坪で32席を設ける。オーナーの飯塚さんは元プロボクサー。現役時代は、プロボクサーを続けながら市場でマグロ卸業にも携わっていた。引退したら店を出したいという夢を持ち、今までに飲食業も経験してきた。料理長の青木さんは10年間鉄板一筋で、ほぼ毎日鉄板焼き料理を調理してきた腕の持ち主。二人は、青木さんが勤めていた店に飯塚さんが客として来ていたころからの付き合いで、「もともと店で飯塚さんの夢を聞いていた」と青木さん。飯塚さんは夢をかなえるためにいろいろ巡ってきたが、最終的に青木さんから声を掛け念願の店をオープンすることになったという。

 飯塚さんの、マグロ卸業で肥やした目と(仕入れの)太いパイプが同店の強み。「マグロは、よその居酒屋さんに負けませんよ」(飯塚さん)と自信を見せる。マグロは、赤身、中オチ、カマ、ホホ肉、血合い、皮などで、専門店でしか扱っていないネタも多く提供する。毎日自ら市場に出向き、旬の素材を仕入れる。

 同店の鉄板焼きの魅力については、「うま味が逃げない。素材の味をすべて取り込む。目で見て、さらに音も香りも楽しめる」と青木さん。鉄板前のカウンター席は「特等席」とも。飯塚さんももともと鉄板焼き好きで、目の前で料理されるおいしそうな演出に魅力を感じるという。「こんないい料理人は、ほかにいないと思う」と、料理人としての青木さんにほれ込んでいる。

 主なメニューは、刺身で食べられる鮮度の脂ののった赤身を使った「マグロのいいとこ鉄板レアステーキ」(1,280円)、豚肉・エビ・ホタテなどのお好み焼き「鉄生焼き」(1,280円)、「カジキとねぎの朴葉みそ」(1,230円)、知人の肉業者から毎日仕入れるホルモンを使った「牛ホルモンのチャンチャン焼」(780円)、「マグロの皮 ポン酢仕立て」(530円)。そのほか、「出回らないときもある」(飯塚さん)という生の本マグロの「生本鮪大トロのお造り」(1,280円)、「生本鮪赤身のお造り」(780円)も。

 コース料理は、「海鮮コース」(3,480円)、「鉄生のぜいたく鍋コース」(男性3,980円、女性3,500円)、「マグロづくしコース」(5,000円)(すべて90分飲み放題付き)。ドリンクは生ビール(480円)、焼酎(450円~)など。

 営業時間は17時~翌3時。

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