開府400年で記念弁当「家康膳」「秀吉膳」―「戦国BASARA3」コラボ弁当も

豪華に仕上げた「秀吉膳」

豪華に仕上げた「秀吉膳」

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 駅弁の企画・販売を手がける名古屋だるま(名古屋市中村区亀島2)は3月6日、名古屋開府400年記念弁当「家康膳」「秀吉膳」の販売を開始した。

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 「家康膳」は、通常では食べられない戦国食が味わえることとヘルシーさが特徴。倹約を旨とした家康が、生涯において千回以上も行ったといわれる鷹狩り。「家康膳」は、家康が鷹狩りの際に食した「鷹狩弁当」を当時のレシピを基に「できる限り忠実に再現した」という。

 家康の好物だった麦飯おにぎりを中心に、おかずは家康が好んで食べていたと言われるナスのお浸し、尾張・三河の武士には欠かすことができない戦国食であった焼きみそ、うずらの卵、佃煮、とり肉、タイの天ぷらなど家康ゆかりの食材12品目で構成する。

 同弁当の発売を記念して、今夏発売予定のゲームソフト「戦国BASARA3」とのタイアップ企画で「戦国BASARA3」徳川家康デザインパッケージの「家康膳」も同時発売。限定ステッカー付きで、5月6日まで限定販売する。価格はともに800円。

 「秀吉膳」は戦国時代の「ぜいたく気分を味わうことができる」のが特徴。天下統一を成し遂げ、絶頂期にあった秀吉を家康が全国各地から珍味と称される食材を集め、もてなした最上級の供応料理を再現している。

 中身は魚のすり身、タコ、タラ、カニ、鳥肉、花に昆布、とびこ、秀吉の好物だったゴボウ、守口漬、大茶会で大名に配ったというようかんなど14品目を入れ豪華に仕上げた。価格は1,000円。

 みそやウナギなど名古屋を意識した弁当を展開している同社。昨年9月に「信長膳」を発売しており、今回で名古屋三英傑の弁当が出そろった。担当の松村さんは「弁当を通じて名古屋の観光や歴史を紹介できれば」と売り上げに期待を寄せる。

 弁当は、JR名古屋駅コンコースの「グランドショップ名古屋」で取り扱う。

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