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東急ハンズで古代魚・化石魚の特集企画-「地球研究室」1周年記念で

古代魚・化石魚のフィギュアやぬいぐるみが並ぶ企画展「古代魚の神秘に迫る」

古代魚・化石魚のフィギュアやぬいぐるみが並ぶ企画展「古代魚の神秘に迫る」

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 東急ハンズ名古屋店(名古屋市中村区名駅1、TEL 052-566-0109)は現在、7階にあるコーナー「地球研究室」のオープン1周年を記念し、古代魚・化石魚を特集した企画「古代魚の神秘に迫る」を開催している。

姿形が面白い化石魚のぬいぐるみ

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 同コーナーは、「遊べる理科室・買える博物館」をコンセプトに、サイエンスという広いカテゴリーの中から、物理学・生物学・地学・科学・考古学を中心に世界中から集めた「知的好奇心をくすぐる」グッズを扱う。子どもでも買える安価なものから高額商品まで幅広く扱い、一点ものの商品も多い。

 古代魚・化石魚のフィギュアやぬいぐるみを展示販売する同企画。古代魚のフィギュアは、生きている化石の代表格の「シーラカンス」(長さ約38センチ、2万9,800円)をはじめ、世界最大の淡水魚で有名な「ピラクル」(同約82センチ、4万5,000円)、1億4000万年前の中生代ジュラ紀から形態を変えず生き残っていて、現代では観賞魚として知られる「アロワナ」(同40センチ、2万9,800円)など。「長い間、姿を変えずに生き延びている古代魚。大きさや姿などその優雅さが大きな魅力の一つでは」と同店スタッフの市岡さん。

 化石魚は、デボン紀中期~後期に生息し、体を包んでいた装甲部分が特徴の甲冑(かっちゅう)魚「ボスリオレピス」(同26センチ、1万9,950円)、シルル紀後期のあごのない魚の一種「ヘミキクラスピス」(同23センチ、1万7850円)などが並ぶ。

 姿の面白さと、想像でつけた鮮やかなカラーが目を引く化石魚のぬいぐるみは「かわいい」と人気が高い。カンブリア紀を代表する大型の三葉虫「パラドキシデス」や、ノコギリエイに似た「ドリアスピス」など。地球上最初の魚「ケファラスピス」は品切れ状態になるほど。

 今月10日にオープンする「沼津港深海水族館」のオープンを記念して、同館の記念グッズも先駆けて販売。シーラカンスの標本5体を展示するシーラカンス・ミュージアムも展開する同館。「館長の石垣幸二さんがこだわり、3度も作り直し、精巧に特徴を捉えている」という、「オリジナルシーラカンスぬいぐるみ」(大=1,890円、小=1,260円)の売れ行きは好調で、現在入荷待ちの状態。12月中旬以降に再び店頭に並ぶ予定。

 「地球研究室」の1年について、「喜んでいるお客さんの姿をたくさん見ることができて良かった。このコーナーを目的に来店する方も増えた。通りがかりの人にも反応は大きい」と市岡さん。「今後も様々な深海魚グッズなどのサイエンスグッズを導入していく予定」とも。

 営業時間は10時~20時。

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