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ミッドランド裏に「鉄板イタリアン ガイーナ」-2,800円均一ワイン70種も

女性デザイナーが手掛けた店内。写真は緑や水を使った中庭をイメージしたスペース

女性デザイナーが手掛けた店内。写真は緑や水を使った中庭をイメージしたスペース

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 ミッドランドスクエア裏手のビルの2階に11月15日、「鉄板イタリアン ガイーナ」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-541-1818)がオープンした。

食材が並ぶスペースの奥には鉄板に面したカウンター席

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 「おいしいものを食べたり飲んだりするのが大好き」だという同店オーナーの神野さん。「ただ食べるだけでは面白くない。いろいろな地域でこれまでに経験してきた知識を、どうにか世の中にフィードバックできないか考え続けてきた」という。「素晴らしい接客をする」と信頼を寄せるサービス業にずっと携わってきた古くからの知人・水島さんをマネジャーに、神野さんが利用していたレストランの料理人だった間瀬さんをシェフに迎えオープンを決めた。

 店舗面積は45坪。店内に63席と喫煙可能なテラス席12席を設ける。女性デザイナーが手掛けたという内装は、木やしっくいなど自然の素材を使うほか、椅子は全てアンティークをそろえるなど、落ち着いた空間を演出。「真新しい店には見せず、3~5年くらいたったような雰囲気を目指した」(神野さん)。鉄板を目の前にするカウンター席、緑や水を使った中庭をイメージしたスペースや、個室などで、「用途に合わせた使い方ができる」ように工夫する。入り口付近には食材を並べたコーナー、その奥には調理する鉄板を置き、「来店したお客さまの目を真っ先に楽しませる」という。

 店名の「ガイーナ」は、ミラノの方言で「酔っぱらってニワトリのような歩き方になっている」という言葉。鶏とワイングラスをモチーフに同店のマークを展開している。

 オープンキッチンでは、「視覚、音、香りなどを楽しめ、ライブ感がある」料理を提供。鉄板で、じっくり時間を掛けて焼く肉料理、温めた器で提供する料理など。「『何を料理しているの?』『今焼いているこのメニューを食べたい』など、カウンター席のお客さまと直接コミュニケーションすることも多い」とシェフの間瀬さん。

 グランドメニューと日替わりのおすすめメニューを用意する。主なメニューは、犬山市の農園の無農薬野菜を使用した「野菜のバーニャカウダ」、「評判がいい」という「肥後産赤鶏の鉄板ソテー 十六穀米のバターライス添え」(1,180円)、「トマトとアンチョビーのガレット」(950円)、1個からオーダーできる「モッツァレラ入りライスコロッケ」(1個180円)。「激辛ホルモン」(680円)なども提供し、「居酒屋以上、レストラン未満。わいわいガヤガヤした店を目指す」。

 イタリアを中心にしたワインは、白・赤各30種類、スパークリングワイン10種類の計70種類のボトルワインを2,800円で提供。そのほかフランス、チリ、オーストラリア産なども合わせて全体で150種類以上を取りそろえる。「これだけ多くの種類のワインをリーズナブルに提供している店は名古屋ではないのでは」と神野さん。「おいしいものを気軽に楽しんでもらい、また来てもらえたら」とも。

 営業時間は17時~翌1時(金曜・土曜・祝日前は翌3時まで)。

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