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うどんマニア5人が自主企画「愛知うどん・きしめんスタンプラリー」

「愛知うどん・きしめんスタンプラリー」ポスター

「愛知うどん・きしめんスタンプラリー」ポスター

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 「うどんマニア」5人が自主企画した「愛知うどん・きしめんスタンプラリー」が現在、愛知県内の店舗で展開されている。

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 企画者が、関西や関東で開催されている「うどんスタンプラリー」をうらやましく思い、フェイスブックでつぶやいたことに始まった同企画。「(つぶやきに対して)うどんマニアだけでなくうどん屋さんも賛同してくれた」(企画者)と振り返る。「関西や関東のようにうどんマニアがいるとも思えなかったので、1回目は参加者が少なくてもいい。開催することに意義がある」という思いを持って開催した。企画・運営はフェイスブックでつながりを持った愛知のうどんマニア5人。

 同企画のテーマは、「老舗と新鋭店の競演」。「讃岐うどんの新鋭店は注目されやすいが、老舗麺類食堂は注目を浴びるどころか年配の人が食べに行く店になって若い人が行く店ではなくなっている」「讃岐うどんに負けないコシのきしめんを手打ちで出している店を知ってほしいという思いで、老舗店が多くなっている。ここが関西や関東のスタンプラリーとの違い」という。

 スタンプラリー協力店は全28店。手打うどん かとう(名古屋市中村区)、一八本店(中区)、うどんや太門(千種区)、えびすや大治店(海部郡大治町)、勝美屋(東区)など。「自分が食べておいしい麺で、一人でも多くの人に食べてほしいと思った店を選び、1店舗ずつ訪問し企画への協力をお願いした」

 名古屋流の手打ちうどん・きしめんの特徴は、塩分濃度が高いためコシがある麺。他地区のうどんより工程が多いため、コシがありながらしなやかで弾力がある麺だという。

 「みそ煮込みを食べる人は多いと思うが、同じ名古屋名物のきしめんを食べている人は少ない。郷土にすごい麺があることに気づいてほしい」。参加者からは、「今まで知らなかったけれど、こんなうまい麺があった」という驚きの声も聞こえてくるという。

 サイトから専用のスタンプ用紙をプリントし、各協力店で注文時に提示しスタンプを集める。20店のスタンプを集めると、全店舗で利用できる食事券(500円分)がもらえる。ルールなどの詳細はサイトで確認できる。開催は来年1月13日まで。

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