円頓寺商店街界隈で「100万人のキャンドルナイト」

6月22日、「i-cafe」で開催された「夏至の日のキャンドルナイト」の様子

6月22日、「i-cafe」で開催された「夏至の日のキャンドルナイト」の様子

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 円頓寺商店街界隈で6月22日、「100万人のキャンドルナイト」関連のイベントが開催された。

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 「100万人のキャンドルナイト」は、地球環境保護などを呼びかける目的で始まり、「夏至の日」から数日間の20時~22時、電気を消してキャンドルの光だけで過ごそうというもの。2003年から始まり今年で5年目を迎える同企画は、国内でも人気が高まっており、2006年には東京タワーや名古屋テレビ塔、大阪城など全国で4万カ所の施設が消灯。毎年同企画に賛同した企業や店舗などが参加し、全国でも広がりを見せている。今年は、夏至の日にあたる6月22日から23日、24日の3日間、名古屋市内各地でもさまざまなイベントが開催された。

 円頓寺商店街界隈、「妙真寺」1階を改装したカフェ「i-cafe(アイカフェ)」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-602-5387)では、今年初めて「夏至の日のキャンドルナイト」を開催。同店では22日、おにぎりや小鉢、みそ汁に1ドリンクが付いた特別メニュー(参加費=1人3,000円)を提供し、19時からアイリッシュハーブ奏者みつゆきさんによるハーブの演奏を行った。当日は定員を超える34人が参加し、店内の照明を落としキャンドルの光に照らされた幻想的な雰囲気の中、アイリッシュハープの音色に聴き入る様子も。23日と24日も、19時~21時の2時間、店内の照明を落としキャンドルの光による照明のみで営業した。

 一方、円頓寺本町商店街内の多目的空間「藁の棲(わらのすみか)」(西区那古野2)では、今回で6回目となる「藁の棲キャンドルナイト」を開催。スペース内では、商店街や近隣の子どもたちがロウで手づくりした容器の中にキャンドルを灯し、名古屋工業大学建築・デザイン工学科の学生らが影絵の紙芝居などを行った。商店街界隈から集まった子どもたちは、趣向を凝らした影絵に見入る様子も見られた。

 「i-cafe」では、7月28日にキャンドルの光の中で瞑想ヨガを行う「キャンドルナイトECO瞑想」を、「藁の棲」では12月22日「冬至の日」に「キャンドルナイト」イベントを開催する予定で、今後もさまざまなキャンドルナイトに関連したイベントを企画する予定だという。

i^cafe(愛・地球通信ブログ)藁の棲フォトフラッシュ(藁の棲キャンドルナイトの様子)

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