プロント、スパイラルタワーズに新業態バール出店-団塊ジュニア狙う

「スパイラルタワーズ SHOP & RESTAURANTS」地下2階にオープンするイタリアンバール「IL BAR Di PUNTO(イルバール・ディプント)」外観

「スパイラルタワーズ SHOP & RESTAURANTS」地下2階にオープンするイタリアンバール「IL BAR Di PUNTO(イルバール・ディプント)」外観

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 カフェやバーの運営を手がけるプロントコーポレーション(東京都港区)は4月11日、商業施設「スパイラルタワーズ SHOP & RESTAURANTS」(名古屋市中村区名駅4)地下1階にイタリアンバール「IL BAR Di PUNTO(イルバール・ディプント)」をオープンする。

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 同社は、カフェ&バー「PRONTO」をはじめ、バール形式の「PRONTO IL BAR(プロント イル バール)」、カフェ「CAFFE SOLARE(カフェ・ソラーレ)」などを全国で展開しているが、今回新業態店舗として35歳以上の「団塊ジュニア世代」をメーンターゲットにしたイタリアンバール形式の店舗を、全国に先駆け名古屋に初出店した。

 同施設内への出店に関し、同社の担当者は「名駅地区は、名古屋で最も活気がある地区であることと、出店する地下1階は地下通路に面しておりビジネスマンの通勤路線となることから、狙うターゲット層の集客を見込めるのでは、と判断した」と話す。

 店舗面積は14坪、席数は着席28席で、カウンターなど一部スタンディング形式も取り入れる。店内のコンセプトは「60年代をイメージしたレトロポップ」。家具や壁はダークブラウンなど落ち着いた色調を採用し、看板やロゴ、ディスプレーにはイエローやグリーンなど、ポイントとしてポップ調のデザインや色を使用しているのが特徴。テーブル席には、店内の混雑状況によって対応できるよう、「積み木」のように自由に組み合わせることができるデザインの机を配置している。

 営業時間は2部制を採用。カフェタイム(7時30分~17時)とバータイム(17時~23時)で、照明の明るさやメニュー内容に変化をつける。カフェタイムはセルフ形式で、ドリンクのほかラップサンドなどテークアウトメニューやカレーなどを提供しオフィスのランチ需要に対応するほか、バータイムは、酒を飲みながら小皿料理を楽しむ「チケッティ・スタイル」を取り入れるほか、ジョッキで「ハイボール」などを提供するウイスキーの新しい飲み方「ジャグ・ポップ・スタイル」なども提案していくという。

 主なメニューは、カフェタイム=「ラップサンド ポテトサラダ」(250円)、「ラップサンド ソーセージミート」(380円)、「大人のチキンカレー」(580円)、バータイム=ビール(300円~)、「大人・モスコ」(580円)、「オレンジ・ジャグ」(580円)、「大人・ジントニ」(580円)「ポテトのオーブン焼き」(300円)、「イベリコ豚のチョリソ」(600円)、「ピッツァ・マルゲリータ」(600円)など。客単価は、ランチタイム=350円~600円、バータイム=約2,000円を見込む。

 同社担当者は「名古屋は、スタンディング形式のバールがまだ浸透していないが、『団塊ジュニア世代』に向けて、同店から『チケッティ・スタイル』や『ジャグ・ポップ・スタイル』など新しいスタイルが受け入れられ、全国に広がっていけばうれしい」と話している。

 営業時間は、月曜~土曜=7時30分~23時、日曜・祝日=9時~23時。

サカキリゾート、「スパイラルタワーズ」内に2店舗同時出店-新業態も(名駅経済新聞)「モード学園スパイラルタワーズ」商業施設公開-名駅初出店も(名駅経済新聞)プロントコーポレーション

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