円頓寺でデザイナー作品展-「時間」を感じさせるグラフィック作品展示

グラフィックデザイナーの溝田尚子さん

グラフィックデザイナーの溝田尚子さん

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 円頓寺商店街のギャラリーショップ「galerie P+EN(ギャルリー ペン)」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-485-7166)で9月4日、「紙と印刷が大好きな」グラフィックデザイナーの溝田尚子さんの作品展「タイムペーパー展」が始まった。

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 溝田さんは、同店代表でスタイリストの永井千里さんのオリジナルブランド「ペネロープ プリュス」と、同店のカタログやDMのデザインを担当するフリーのグラフィックデザイナー。「紙の展示をしよう」と漠然と考え始めて7カ月。永井さんに相談して企画が動き出した。「こういったギャラリーはあまりない。アート系のギャラリーの要素だけではなく、洋服やアクセサリーなど買い物もできるし、ちょっと立ち寄れる感じ」と溝田さん。

 作品を集めていくうちに、フライヤーなどに記されたイベント開催の日付やカレンダーなど「時間」が気になるようになり、時間を感じるものを集め「タイムペーパー」とタイトルを決め展開。会場には音楽イベントや新店オープンなど、溝田さんがここ10年間に制作してきた優しく味わいのある紙の作品のほか、カタログやDMなど約50点を展示。「自由に広げて見てもらって、いろいろな時間を楽しんでもらえれば」。

 会場では、同展のために制作した手作りの「モビール」(1,800円)も販売。ノリやテープなどを使わずに、2枚の紙を組み合わせて作った紙作品。期間中、溝田さんが店舗にいる場合は、腕時計を使った紙の作品を進呈する企画も用意する。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。今月20日まで。

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