見る・遊ぶ 買う

江戸をモチーフにしたゆかたブランド「Rumi Rock」-円頓寺のギャラリーで展示

  • 0

  •  

 円頓寺商店街のギャラリーショップ「galerie P+EN(ギャルリー ペン)」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-485-7166)で現在、東京吉原のゆかたブランド「Rumi Rock」をメーンにした展示「YUKATA展」を開催している。

[広告]

 芝崎るみさんが手がける「Rumi Rock」は、「江戸の粋と遊び心、現代感覚を織り交ぜた」ユニセックスブランド。デザインのモチーフは「江戸」で、「どんなことも楽しんでしまおうという江戸っ子の精神」をベースに、エッジが効いた色気のある着こなしができる作品を提案しているという。

 スタイリストでもある永井千里さんが代表を務める同店は、洋服などファッションアイテムのセレクトショップでもあり、また、企画に合わせギャラリー仕様にもできることが特徴。「もともと知人だった芝崎さんが、このギャラリーを訪ねてくれた際に、ギャルリーペンで扱っている洋服のセレクトや、この空間を見て、『自分の描いている世界と近い』と感じてくれた」ことから、今回企画が実現した。

 時計、回転木馬、ドクロ、サーカス、金魚などをモチーフにしたデザインの反物を、高さ約3.5メートルある店舗を生かし天井から展示。2階ではプレタポルテ(2万9,400円~)も扱い、デザインとサイズが合えばそのまま購入も可能。反物の価格は2万3,000円~5万2,500円、仕立て代は1万2,600円~。また、同店の向かいにある履物店「野田仙」から永井さんがセレクトした下駄も扱う。鼻緒と台が別々に用意され、組み合わせも可能。

 「デザインした原画を型紙に起こし、まっさらな反物に手作業で注染して色付けする。そうして一反の反物ができあがる。手作業のため、ループするデザインはつなぎ目がむずかしく、ぼかしの技術は手作業ではむずかしいのでめずらしい。ひとつのアートを着ているような感覚」「作品のプロセスを聞きながら見ることができるのは、ギャラリーならではの楽しみ」と、永井さん。

 18日・19日は、芝崎るみさんが来店。希望者には無地のゆかたにその場で絵を描くドローイングパフォーマンスも開催。希望者のイメージをオーダーすることもできる。価格は6,000円~1万5,000円(ゆかた代が別途必要)。来店時間は17時~20時。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。展示は21日まで。

  • はてなブックマークに追加

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース