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円頓寺商店街のアーケードがリニューアル-青空望める明るい環境へ

完成記念式典の様子。開かれた屋根からは青空が望めた

完成記念式典の様子。開かれた屋根からは青空が望めた

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 円頓寺商店街(名古屋市西区那古野)のアーケードの全面改修工事が終わり、完成記念式典が3月21日に行われた。

照明が連なる約220メートルのアーケード

 同商店街に初めてアーケードが設置されたのは1964(昭和39)年。1989年には屋根を取り換えた。昨年10月下旬に始まった今回の改修は、それ以来の大規模なもの。元の骨組みをそのまま生かしてリニューアルした。アーケードの全長は約220メートル。

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 光を通す半透明の屋根で以前に比べ明るくなり、屋根の一部は開閉式で開かれた屋根からは青空が望める。一部の屋根の上にはソーラーパネルを設置、照明にはLEDを採用し防犯カメラも取り付けた。東西の玄関口では木目調のベースに「円頓寺商店街」と記した看板が出迎える。

 式典では同商店街理事長の高木麻里さんがあいさつ。「立派なアーケードが完成した。私が生まれた年に円頓寺商店街に初めてアーケードが取り付けられた。父が理事長を務めていた時に大きな改修を行い、今回リニューアルの役目を自分がしていることは感慨深い。空き店舗対策も進み、七夕祭り、パリ祭なども実施。今回のアーケード改修完成を節目として一同努力していきたい」

 構造を説明した設計管理の齋藤正吉さんは「上に上ってみて初めて雨ざらしになっている鉄骨がひどくさびていることを知った」という。雨から守るように鉄骨の上に屋根を取り付け、柱もコンクリートで補強。アーケードの天井からぶら下げ低い位置に設置した照明は、視察で訪れた東京・巣鴨の商店街を参考にデザイン。下の方に連ねて設置することで夜でもにぎわいのある演出ができるという。

 熊崎泰博西区長は「昭和の雰囲気と新しい店が混在する円頓寺の街にマッチしたいい感じのアーケード。これから名古屋城本丸御殿の完成、金シャチ横丁、リニア開通などが控える中で、このエリアは注目されている。西区にとっても魅力の一つでなくてはならない場所。エリアの中心であるここのアーケードを、たくさんに人が歩いてほしい」と期待を寄せる。

 式典の最後は、チンドンバンド「ジミーチャンスミス」による完成を祝う歌と演奏に乗せ、式典に集まった人も手拍子で祝った。式典後は商店街の店舗2階から菓子まきなどを行った。

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