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名駅の新ビル「JRゲートタワー」にレストラン街開業 37店舗出店

「ゲートタワープラザ レストラン街」案内板。向かって左側は、直結する「タワーズプラザレストラン街」の案内

「ゲートタワープラザ レストラン街」案内板。向かって左側は、直結する「タワーズプラザレストラン街」の案内

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 4月7日開業した新ビル「JRゲートタワー」(名古屋市中村区名駅1)12階・13階に「ゲートタワープラザ レストラン街」がオープンした。

12階・13階をつなぐ吹き抜け

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 店舗面積は約5300平方メートルで、37店舗が出店。各階通路でつながるJRセントラルタワー12階・13階の「タワーズプラザレストラン街」(店舗面積約8400平方メートル、39店舗)を合わせると、約1万3700平方メートルで合計76店舗になり、レストランフロアとして面積、店舗数が日本最大級になるという。

 ジェイアールセントラルビルの吉川直利社長は「ゲートタワープラザ、タワーズプラザ合わせて、カジュアルからオフィシャルな場面まで幅広く使ってほしい。ゲートタワープラザの方が少しカジュアルなラインアップ」と話す。

 2階層のフロアは、L字型で「奥に進むと広がりを感じる造り」で回遊できる通路を持たせた。階段も設置した吹き抜けも設けた。店舗のファサードは各店個性を出し、外に向け大きく窓を設けることで名古屋の街を一望できる造りの店もある。

 12階には、黒毛和牛のステーキ、ハンバーグを提供する東京・五反田の「ミート矢澤」、東京・世田谷の人気すし店「梅丘寿司(すし)の美登利総本店」、老舗洋食店「日本橋三代目たいめいけん」など「行列ができる全国の有名店」が出店する「にぎわい横丁」と、蔵元「盛田」グループのみそ、しょうゆなどの調味料を使い東海3県の食材と日本酒、地ビールを楽しめる「厨 盛田 DAIDOKO MORITA」、恵比寿のそば居酒屋「松玄」、1924(大正13)年創業の「天ぷら新宿つな八」など主に和食店が出店する「くつろぎ小路」を設ける。

 13階は「ビストロ横丁」として、「こぼれスパークリングワイン」が名物の「ヴィノシティ マキシム 東京・日本橋」、和食と全国の日本酒を提供する「和食バル 音音」、サントリーのビアレストラン「MASTER'S DREAM HOUSE NAGOYA」、薄切り・厚切り・超厚切りから厚みを選ばせ注文ごとに肉を切るなど提供方法にもこだわりを持つ「豚組しゃぶ庵」などが出店した。

 同社レストラン誘致担当者は「タワーズプラザ」のこれまでの利用状況をみて「東海エリアの人々の利用が多く、客層も曜日、時間帯で変わると考える。他エリアの有名店などを誘致し東海の人々に楽しんでほしい」「オフィスワーカーも多いので気軽に飲んで帰れる店、コストパフォーマンスのいいランチなど、『お値打ち感』を重視した。名古屋駅なので出張など他エリアの利用者も多いため、ご当地色を出したお店もある」と話す。

 営業時間は11時~23時(店により異なる)。

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