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「雰囲気で検索できる」東海地域グルメサイト ハッシュタグ複数検索で絞り込みも

グルメサイト「Spot.」の名付け、世界観から企画に関わった名古屋大学法学部3年生の成田龍斗さん

グルメサイト「Spot.」の名付け、世界観から企画に関わった名古屋大学法学部3年生の成田龍斗さん

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 雰囲気や気分で検索できる東海エリアの情報を扱うグルメサイト「Spot.(スポット)」が10月1日、オープンした。

グルメサイト「Spot.」の画面

 カタチヅクリ(名古屋市西区牛島町6)が手掛ける学生のための仕事発掘サイト「Your Yell」にインターンシップ生として参加している名古屋大学法学部3年生の成田龍斗さんら学生2人が企画したもの。同社がサポートし、システム設計、ウェブデザインなどを行う。運営は同社の中で、成田さんらが中心となり行っている。

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 成田さんによると企画を始めたのは5月中旬。「コロナの影響で自分が好きな飲食店も苦しい思いをしていた。力になりたい」と思ったのがきっかけ。「デリバリー情報を集約するサイトも考えたが類似サイトもすでにあり、デリバリー情報を上手く伝えられていない飲食店も多いのではと思った」と成田さん。

 注目したのは成田さんら世代がインスタグラムで飲食店を探すことが主流になっていること。友人にアンケートを取った結果、「インスタを使うがハッシュタグの複数検索ができるといい」という課題も見つかった。数ある投稿の中から複数のハッシュタグで検索できるようにし、求める情報をしぼり込めるようにしようと企画を進めた。

 ハッシュタグは気分やシーンなど情景を表す言葉が多いことから、同サイトでは料理のジャンル、利用シーン、客席環境、利用条件などのこだわりポイントのほか、「ユニーク」「しゃべりまくる」「南国風」「昭和」などのワードを設ける「雰囲気」と、「お腹(なか)いっぱい(食べられる)」「さくっと」「肉より魚」「1人にしてほしい」などの「気分」のカテゴリーを用意した。

 サイトには、インスタグラム投稿の中から成田さんらが地道に探し見つけたインスタグラマーの投稿に、運営サイドで付けたハッシュタグや所在地情報、店舗のホームページやSNSリンクなどをまとめて掲載する。「東海3県をベースに、写真がきれいで実際に食べた感想などを添え、分かりやすく表現している人を探し出し、直接アプローチし一人ずつ企画を説明する。承諾を得た協力者は公認アンバサダーとして掲載する。最初は知名度もなくアプローチ先がどんな反応をするか心配だったが、共感してもらいサイトの見た目も評判が良く好意的な人が多かった」。継続的にアンバサダーを増やしていく。

 今後は、ユーザーが同サイト内で、店舗での体験などを掲載しシェアできる仕組みを作るほか、店舗側のコメントも掲載できるようにする予定。

 サイト名「スポット」は、飲食店や料理、店の人、利用者などをつなぎ出会いを結ぶ「点」になりたい、コロナ禍で苦しむ飲食店の未来を照らすスポットライトのような存在になりたいという意味を込めた。

 インターンシップ終了後について成田さんは「サイト運営にはこれからも学生が関われたら。学生らしい発想を追加してもらえれば」と話す。

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