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名古屋駅前のビル公開空地3カ所にシェアサイクルのポート開設 社会実験で

社会実験で「センチュリー豊田ビル」北西角の公開空地に開設されたシェアサイクルサービス「チャリチャリ」と「カリテコバイク」のポート

社会実験で「センチュリー豊田ビル」北西角の公開空地に開設されたシェアサイクルサービス「チャリチャリ」と「カリテコバイク」のポート

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 名古屋駅前のビルの公開空地3カ所に12月12日、シェアサイクルサービス「チャリチャリ」(運営=neuet)と「カリテコバイク」(同=名鉄協商)が共同でポートを開設する社会実験が始まった。

「桜通豊田ビル」東側の公開空地に開設されたシェアサイクルサービス「チャリチャリ」と「カリテコバイク」のポート

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 2020年7月に名古屋で運用を始めた「チャリチャリ」はマンション、オフィスビル、商業施設、ホテル、駐車場を中心に、2019年5月に営業を始めた「カリテコバイク」は名鉄協商が管理するパーキングのデッドスペースや、同社やグループ会社所有地の一角のほか、商業施設などにポート(自転車を置く場所)を展開している。現在、「チャリチャリ」は205ポート、自転車600台(うち、電動アシスト付き100台)、「カリテコバイク」は242ポート、585台(電動アシスト付き)を所有する。

 今回、名古屋市住宅都市局が行う「公開空地等のこれからの使い方を考える社会実験」に参加。ポートが開設されたのは「名古屋クロスコートタワー」(名古屋市中村区名駅4、チャリチャリのラック=10台、カリテコバイクのラック=8台)、「センチュリー豊田ビル」(同、同=3台、同=3台)、「桜通豊田ビル」(同、同=8台、同=6台)。

 チャリチャリの名古屋運営担当の田口大輔さんは、名駅のビル公開空地へのポート開設について、「シェアサイクルによる、まちの回遊性を高めるために、名古屋駅前をはじめとする駅周辺のいわゆる『一等地』へのポート設置は必須。これまで『場所はあるが、ルール上、設置できない』とされてきた公開空地にポートを構えられることで、より目的地の近くまで移動を支えることができる。特に鉄道との乗り継ぎの利便性が高まることで、より日常生活に根ざした交通手段になることができると考えている」と話す。

 「チャリチャリ」「カリテコバイク」は3月から大曽根駅を中心とした半径約2キロのエリアで、ポートの相互利用の実証実験(協業)に取り組んでいる。「ポート数と自転車所有数もほぼ同じ規模の両者が共同でポートを設置することで、都心部の限られたスペースを有効活用して、『オール名古屋』でより多くの市民の方にシェアサイクルを活用してもらう機会を作れると思う」(田口さん)と期待を込める。

 社会実験は2023年3月末まで。

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