名駅に串料理店と居酒屋-オシャレなダイニングバーから業態転換

店舗外観

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 名駅の炭焼ダイニングバー「庵GURA(あぐら) 広小路店」(名古屋市中村区名駅南1)が9月17日、「漁師食堂 まめ魚」(TEL 052-588-5500)と、串料理を提供する「串楽街(かんらくがい)」(TEL 052-588-5577)としてリニューアルオープンした。経営は名古屋を中心に飲食店の運営を手がけるジェイプロジェクト(中区)。

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 2003年、「スタイリッシュな居酒屋」をコンセプトに法人の宴会需要も視野に入れビルの3フロアを使ってオープンした同店。景気後退をきっかけに来店客のニーズの変化を感じ取り、「気軽に安く飲める店」へのリニューアルを決め、3フロア1店舗だったところを「臨場感」が出るよう2店舗展開に変更、メーンターゲットを20代後半~40代のビジネスマンとし集客力向上を狙う。

 1階は「串楽街」。「堅苦しくなく、会社帰りに気軽に立ち寄ってワイワイ楽しめる店」(スタッフの望月さん)を目指す。店舗面積は約33坪。カウンター席=15席、テーブル席=48席を設ける。レトロな空間と店内に流れる90年代のJポップのBGMは「口ずさむ人がいるなど、来店客のウケがいい」という。

 串料理は、串焼き25種、串揚げ18種(1本=80円~)を用意するほか、一品物、日替わり総菜などを取りそろえる。食べ応えのある「牛リブロース」の串焼き(1本=280円)、鶏ガラ出しから作る同店オリジナルの「自慢のチキンラーメン」(380円)は同店「おすすめ」の一品。

 2階・3階は魚料理をメーンに全品330円(税抜き)均一で提供する「漁師食堂 まめ魚」。網やタコつぼなど漁船をイメージした店内は2フロアで構成し、カウンター席=8席、テーブル席=50席、掘りごたつ席=56席を設ける。店舗面積は約75坪。

 「漁師が作るような料理」をテーマに、三河や豊浜など地元でその日にとれた新鮮な魚をその日のうちに提供する。メニューは、「本日入荷の鮮魚」をメーンに刺身、焼魚、天ぷらなどのほか、いため物、サラダ、ご飯物、デザートなども用意する。「マグロ、サーモンなどの定番はもちろん、今しか味わえない旬の魚も入荷したりする」と店長の堀田さん。

 オープンして半月ほどが経ち、ビジネスマン以外にも若者や家族連れ、年配客の姿も見られるという。広報担当者は「1階はにぎやかな感じ、2階は座敷もあり落ち着ける雰囲気。2店舗がそれぞれ異なる特徴を持っているので、シーンによって使い分けるなど好みに応じて利用していただければ」と話す。

 営業時間は両店とも17時~翌1時(「串楽街」は、金曜・土曜・祝日前=17時~翌3時)。

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